ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2008.02.18
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暁の女王マイシェラ

マイクル ムアコック (著), 井辻 朱美 (翻訳)

エルリックシリーズ3巻め。
表題作「暁の女王マイシェラ」と「薔薇の復讐」の2編を収録。

前者の「暁の女王マイシェラ」はタイトルロールの暁の女王の登場シーンが短い。戦いのきっかけになったのに、冒険が終わると瀕死に。

途中で、一つの目的を持つ三人の勇者が出会うくだりがあるが、唐突で違和感のある挿入だった。

<混沌>や<法>の神々でさえ、次元が異なるとその力関係が変わるところが興味深く、このサーガを薄っぺらいものでなくしている。


私としては「薔薇の復讐」が断然面白かった。

キャラクターが魅力的で、<薔薇>と3王女と千里眼の女性、計5名の勇猛果敢な女性とエルリックが敵と戦う。黒1点。その他の男性諸氏は前線に立たない(!)。
前作と創作の時期にかなりズレがあるとは言え、世相を反映したのかと思った。



知恵でも武勇でも、すべてにおいて女性が活躍し、胸がすかっとする1作。





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Last updated  2008.02.19 01:05:06
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