ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2008.08.09
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誰もが今回のエトワール・ガラは満足!と言っているけど、「どこがよかった」というポイントは、ものの見事に人によって違っていて驚き。レベル高かったということかな。


1)「眠りの森の美女」より“青い鳥”
メラニー・ユレル、アレクサンドル・リアブコ

ほんとに鳥に見えるサーシャの青い鳥。
ちょっとバランスを崩したのが残念。

2)「モーメンツ・シェアード」
エレオノラ・アバニャート、マニュエル・ルグリ/ピアノ:上田晴子

ショパンのエチュードというが知らない曲だった。
そしてショパンのようにも聞こえなかった。


3)「白鳥の湖」 第2幕より
スヴェトラーナ・ルンキナ、マチュー・ガニオ

ルンキナってすごい。
よく、バレエ漫画で「○○さんの世界に引き込まれる」という表現があったけど(笑)、まさしくそういう感じ。
彼女が作り出す世界にあっという間に連れていかれる。
今年の冬のボリショイで彼女の白鳥を見ないのは間違いではないだろうか、と思い始めている。
マチューは素敵な王子さまで以前よりずっとサマになってるが、サポート役(もまだ危なっかしいけど)に徹し、影が薄い。あともうちょっとだよね。

4)「ロミオとジュリエット」第3幕より 寝室のパ・ド・ドゥ
シルヴィア・アッツォーニ、バンジャマン・ペッシュ

幕が上がったときのバンジャマンの姿がなまめかしくって、ティーンエイジャーの恋には見えない。でも彼ほど、熱い思いを観客に伝えてくれるダンサーは少ない。

5)「カノン Canon in D major」


カッコイイ3人。
んーーでも、サーシャとイリが共通で持っている舞踊言語がまだマチューにはないなあ。
私はシャープさと優雅さが同居するサーシャにやはりドキドキ。

6)「瀕死の白鳥」
マリ=アニエス・ジロ/ピアノ:上田晴子


でも、インタビューでジロが語っていたほどには、彼女の個性は感じられなかった。

7)「マーラー 交響曲第5番 アダージェット」
シルヴィア・アッツォーニ、バンジャマン・ペッシュ

バンジャマンのいいところが出ていたと思う。
アダージェットは他の振り付けの印象も強いので、ちょっと損かもしれない。

8)「ドリーブ組曲」
エレオノラ・アバニャート、マチアス・エイマン

華やかで元気がいいマチアスに合っていた演目だった。

9)「トリオ」
マリ=アニエス・ジロ、イリ・ブベニチェク、アレクサンドル・リアブコ

ジロの衣装が頭にかぶったままになることが2回ほどあって、気になって仕方なかった。それをさりげにはずしてあげるサーシャの指(?)の動きが優雅だわとうっとりして、自分でも変な観客だと思う・・・。

10)「マノン」第1幕第2場より パ・ド・ドゥ
スヴェトラーナ・ルンキナ、マニュエル・ルグリ

はあとが破れまくり!
ルグリが「パートナーとしてはロールスロイス」と言われるのがよくわかる。
私の想像するデ・グリューそのもの。
感情の高まりのままマノンに足早に駆け寄り、その動き1つ1つが恋する世間知らずな青年のよう。
サポートは完璧・・・っていうか、「え、そんなところを片手で?」とか心配する私をしりめに、彼が手を出すその先にルンキナがすっぽり収まる。
なんだかルグリの手のひらの上でルンキナが回転し、ルグリの腕によって彼女が次の動作に送り出されるみたい。
完成度の高さに、明日もBプロだったら、すべてを捨ててもう一度来るのに・・とたった1回だけしかこれを見れない自分を憐れんだ。


興奮してしまったけど、今日もやっぱりサーシャとルンキナに改めて開眼し、マチューの男ぶりのさらなるUPを視認し、ルグリにはあとをやられて終わった1日だった。

いつもはここでスタスタ帰るのだけど、今日は会場で会ったお友達に出待ちに誘われ、珍しく居残り。

うふ、6月にパリに行った人からルグリの写真をいただき、「それにサインをもらったら?」と言われて、目がくらんだの。

側によるタイミングをつかみ損ねそうな私を、別のお友達が腕を引っ張ってルグリの前に押し出してくれて、やーーん、2年ぶりくらいに30センチ至近距離に近づけて幸せだった。

お力添えいただいたみなさん、ありがとう(涙)。

今日は充実した1日で、この1週間の、この1年間にないほどの落ち込みが和らいだ幸せな日だった。





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Last updated  2008.08.10 02:00:54
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