ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2008.08.25
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ハンプシャー上.jpgハンプシャー下.jpg


「ウィーン国立歌劇場を爆破しようとする左翼の話」だと言われ、手に取った。それは間違いではなかったが、そういう紹介をされるには、作品のテイストも質も規模も全然そぐわなかった。

もちろんアーヴィングの著名な一作だと知ってはいたが、アメリカの小説って自分の肌に合わないことが多いので、あえて手を出さなかった。

案の定、最初は、登場人物の言葉の汚さと性的な表現の露出頻度に辟易した。
だが、そこを受け入れられれば、久々に名作だと実感する小説。

書かれてからすでに20年以上経っているのに、色褪せないとはすごい。

とんでもない家族のとんでもない話の連続だったけど、落ち込んでいる時にこういう小説がホッとするのはなぜだろう。傷ついた人ばかりが登場し、生きていくのはそういう事と折り合っていくことなんだと言われているよう。

でも、最後はアメリカン・ドリーム的な終わり方だったので、そこが今の自分の気持ちとも時代の気分とも合ってないなとは思う。

瑣末なことながら、小説の中で、主人公一家が米国からウィーンに移住する際、家族が飛行機に2つに分かれて乗り込むことにびっくり。それが当時の常識だった、というところに時代性(今より事故が多かった?)を感じた。





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Last updated  2008.08.25 21:41:00 コメント(2) | コメントを書く


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