ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2011.05.06
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カテゴリ: 11本を読む
両親と町内の温泉へ。(先日の山中の温泉とはまた別のところ)
お肌が目に見えてはっきりとツルツルになる。
自分で腕にさわって、「すべすべだわ(笑)」と満悦しています。



温泉に入る合間に、ゆるゆるとまたしてもダルジール警視シリーズを読んでいました。


骨と沈黙.jpg


これは映像で見ていないのですが、放映されたようですから、私のエアチェックミスでしょう。


90年に英国におけるミステリーの頂点「CWA(英国推理作家協会)賞」の最優秀長編賞、ゴールド・ダガー賞に輝いており、日本では92年の「このミステリーがすごい!」海外編で第1位になっています。賞を取ったからと言って飛びついたりはしないのですが、やっぱりそれだけのことはありました。


ミステリーとしてはそれほどでもないという評価も見られますが、謎解きのワクワクドキドキ度は少なめなものの、作品そのものはかなり面白い。それは、ダルジールやパスコーやウィールドといった登場人物のキャラがすごく立っていることもありますが、英国流の機知にとんだ言い回し(エピグラムと言うんでしょうか)がマーフィーの法則並みにハマるからでもあります。


今回は、ダルジールはかなり後になるまで旗色が悪かったです。
ですが、アンチ・ヒーロー型でありながら正義の番人のような彼は信念を貫きます。



そのダルジールさえ手玉に取る、魅力的な欧亜混血の女性演劇プロデューサーが現れ、ストーリーとしては副次的なはずの彼女の登場により、この作品はシリーズの中でもかなり色合いが変わっています。


性別・人種・宗教・性的志向などの社会的な視点の強いこのシリーズですが、今回はそれが生死に関わるほどの強さで挿入されています。そして・・・人は誰でも(完璧に見える女性ですら)、心の中に悩みを持っているものだと訴えてきます。


AXNミステリーで映像を再放送してほしいですね。





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Last updated  2011.05.08 23:54:50
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