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民主党政権になって初めて、ああ、政権が変わるとはこういうことか、と感じています。
民主党政権は、いろいろな政治思想の人たちの集まりで、統一的見解なるものがあまり存在しない発展途上の政権だから、多くの不手際もあるように見受けられます。まだ形が固まっていない段階なのでしょう。
しかし、特徴的なことは、戦後日本のあり方の重要な柱であった、日米安保体制を変えようとしていること、そして中国、韓国とのつながりを強化しようとしていることだと思います。
こんな外交上・安保上の問題が、先の衆議院選挙で争点になったとは記憶してないのですが、とにもかくにも民主党政権のリーダーたちは、変えようとしてますね。権力は彼らにあるのですからそうしたっておかしくない。
日本はもともと文化的、民族的にも東アジア(極東?)の国で、中国・韓国との関係抜きで歴史があったわけではないのですが、第二次世界大戦でアメリカに負けて以降は、それまでの歴史とはまったく違う毛色の路線を歩んできたように思います。
今、小沢氏が中国・韓国を歴訪しているのを見ると、第二次世界大戦以前、もっというと日本が中国という大国との関係において、朝貢しながら独立を守っていた、過去の微妙な関係に戻ろうとしているのではないかと思います。遣唐使なんてのもありましたよね。
これから中国は確実に日本を凌駕する国力を持ちます。文化的にも日本の後塵を拝していたのはつい最近だけで、4千年の歴史の中では中国が先進国であった時代が圧倒的に長い。今はまだ中国は発展途上国みたいなことを言っていますが、名実ともに日本を追い抜くのはすぐでしょう?
そうすると、中国の影響力は圧倒的なものになり、中国抜きでは日本のことは考えられなくなります。既に多くの中国人が観光にしろ、勉強にしろ日本に来ていますが、中国人の1%が日本に来るだけでも1千万人ですからね。
そういうなかで、日本は政治・経済・外交をどうやっていくか。民主党だ、自民党だ、が本質ではなくて、もしかすると日本の将来を左右する重大な選択を迫られている局面じゃないかと思います。
歴史に照らしてみると、先祖がえりが起きざるを得ないのじゃないか。
今話題になっている天皇陛下の政治利用問題にしたって、日本の歴史を見れば過去においてはずいぶん政治利用してきたように思えますから、むしろ昭和以降のあり方を守ることのほうが難しいんでしょう。
新しい形での先祖がえりがどうなるか、期待半分、心配半分です。