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学生時代に「俳諧」というものを勉強してました。松尾芭蕉を代表とする「俳句」の元ですね。「発句」という一句をイメージの第一の元としてとして100句をつなげていくとてもイメージのある文学です。芭蕉はこの「発句」の最高の作者です。これが創造を喚起できるものがないと百篇がつづきません。
僕らのカレーの「発句」はネパールやインドの家庭料理です。
根本の考えの大本にこの味があるからこそ「イメージ」が広がるのです。面々と「句」を綴っていくにはこれが力の源になります。
つくるカレーは常にネパールやインドの家庭料理「発句」から発想します。この「発句」を持ってないと「ぶれます」。
夏野菜のカレー、森のきのこカレー、根菜のカレー、ヘルシーカレー、チーズカレー、白身魚のカレー、気仙沼ホタテカレー・・・・・・これはバリエーションであり、僕らの伝えたいカレーではありません。だって「ルー」が同じで(マサラっていいます)上っ面だけでカレーってできませんから。いまある素材にあわせてスパイスを選んでその素材のもっているもので調理して素材を味わっていただくのが僕らの「カレー」です。「ルー」の味ではなくて素材を味わうのがカレーです。
「カレー」をこねくり回すことは簡単です。バリエーションを増やせばいいんですから。大量のスパイスで「スパイシー」さを出して上に「何か」をのせるだけ。無限にできます。でもそんなカレー何十年もつくれませんよねっ だってそんなことしたらカレーのメニューが何百種類になってしまいますから。そんなん大変です。
毎日毎日いつも思ってます。
「これ食べたらネパール人たちは うまいっ って言うかな・・・・」
「このカレー ネパールよりおいしいよっ って言ってくれるかな・・・・」
もう一度勉強をしましょう 2011年03月04日
食べに来て頂ける有り難さ 2010年12月21日
インド人との話し合い 2010年12月20日