One Nation Under A Curry

One Nation Under A Curry

2009年12月01日
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カテゴリ: 店となり人となり

僕の「食」の原点は母親です。
この人、僕が生まれる前に祖父たちと中華料理屋さんをやっていたそうです。
母が亡くなってから聞きました。
そう言えば・・・・いつも「ここは味がいい」とかよく言ってました
子供の頃は母とあまり生活してなかったので祖父母のとこで生活してました。
近所には蕎麦屋、お茶屋、とんかつや・・・・焼きそば屋さんなんてのもありました

どんなに貧しくても「味のいいもの」を追求していた家庭だったので今こんなことをやっているのも天命なんでしょうか・・・・

僕等がインド料理に興味を持って食べだした頃、とにかく凄い人たちがいました。
毎日いろんなお店に行く、店のコックさんにいろいろ質問する・・・・これを毎日。
「ああぁこういうことしないと本当に美味しいものと出会えないんだ・・・・」
僕らも真似をしました。
とにかく話すこと・・・・作り手と話す。
不思議とこれをやると「本当の本物」と「完全な偽者」と「作り手が本物だと思い込んでいるもの」と「偽者とわかってだしているもの」が肌でわかってくるんです。
「本物」だと思っていたものが全くの思い違いだったり・・・・・
日本人でもどこの国の人でもおなじ、真摯に美味しいものを出そうとしている人は饒舌に力強く話してくれます。もちろん言葉なんか通じなくてもです。

「何でこれを出そうとしているのか」
これすっごく大事です。
すべてに「心意気」がないとすべてが崩れます。
お客と飲食店は「騙しあい」ではなく信用しあうことに意義があるはずです。完全なるイーヴンです。
だって僕らは信用して食べに行くんですもの、人間を・・・・雑誌の紹介記事ではなく、人間です。
看板や場所やランキングではありません、「人」というフィルターを通したものを「食べ」にいくんです。
たとえば料理が塩辛ければ「なぜ?」って意味をきくことです。
信頼できるお店や店主ならばちゃんとした理由があります。
例えば僕らの料理は「スープやカレーを混ぜて食べるのが基本」なので塩が薄いです。でもこのことは初回のお客様にはご説明しません。初めて食べるものに先入観を持ってもらいたくないので・・・・というよりほんとの食べ方ってわからないですもの(食べ方なんてこんなんは本当はどうでもいいことなのですが)・・・・・
舌の琴線に触れたら、ちょっとでも引っかかるものがあれば再び来店していただけるはずだと思っています。スタートはそこからです。

ここをお読みの皆様も出来ればお店の方とお話してください。
信頼できるお店はちゃんと話をしてくれますよっきっと
食べて帰るだけなんてもったいないです。
こんなことを積み上げていくときっときっと美味しいものに出くわすものです。






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最終更新日  2009年12月01日 23時50分26秒
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