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今、お店のチラシをイラレで製作中なんですが・・・・ちょっとお店の成り立ちなんてことを載せたりしてましたら、昔のことを思い出しました。
インドカレーが好きになっていつも食べ歩いていたのですが、そうしていると「自分で作りたくなる」のが成り行きっていうもので、ご他聞にもれず作り始めました。
カレーの本を買っては見て作り、本を買っては読んで作り・・・・毎日家ではインドカレー、しかも2人して手で食べてました。
毎週、神保町で古本屋をめぐってカレーの本を買ってからカレー屋さんめぐり、家に帰ってカレー作りを数年繰り返していました。
でもこれがいくらやっても「美味しく」作れないんですねぇ。
今ちょっととのところで違う
決してレシピ自体は難しくないんでけどそんなに美味しくない・・・・「あれっ」てなものです。
後年、うちの奥様がネパール料理屋さん「サンサール」のウルミラさんが産休のときにお店に入ってお手伝いすることになるのですが・・・・
「あれっ本とまったくちがう」「あれっこんなことしているんだぁ」となったそうです。
スパイスは同じでも使い方や投入時期ややり方によってまったく違ってくるんですねぇ・・・
じゃぁ今まで自分たちが作っていたカレーは何だったんだろう・・・・
「ミヨウミマネ」
にもなってない
「インド・ネパールカブレカレー」
だったちゅうことですねぇ。
そりゃ伝言ゲームで既に二番目の人が間違っていたら絶対に最後まで正しい答えは届きません。
いやぁ恥ずかしい、でもこのときは家でしか作ってないんで、素人の浅はかさですね。
そんなことを「サンサール」のウルミラさんと話していると・・・・
ウルミーが僕らにこんなこと言ってました・・・・
普通は絶対に人に作り方を教えない
もし教えたとしても違うやり方だったり至極簡単にしか教えない
本なんかに本当の手順は書いていない
ラヴィさん(サンサールのコックさん。本当に良い人で最高のタンドール職人であり、カレーも美味しい)は優しいから日本人でも本当のこと教えてくれるの。
なんとなくわかりませんかぁ、「美味しいカレー」と「そうでないカレー」
インド人だからネパール人だから日本人だからシンハラ人だからでなくて・・・
「ミヨウミマネ」を通過して、疑問を克服して「美味しいものを作ろう」としている「人」が作っていることです。
もっと言えば「美味しいもの」を作っている人のものを「美味しいと感じる」ことができる経験。そしてそれを「ミヨウミマネ」しようとする気持ち、そしてそこから発生する疑問、この疑問を克服しようとする「努力」
そりゃはっきり言えば今いろんなレシピがありますから誰だって作れますよっ。インドカレーです、なんたらコルマカレーです、バターなんたら、ローガンなんたらですって出せばそりゃそんなものです。だってそう言うんですからそうです。
でもねぇいろんなお店に行ったらよぉーく味わってください。その今スプーンで口に運んでいるカレーは「ミヨウミマネ」ではないですかぁ・・・・・日本人のミヨウミマネ、インド人のミヨウミマネ・・・・
僕らは常に考えてること、それは・・・
「美味しくないもの」の「ミヨウミマネ」
になっているんじゃないか?
彼らから教わった「真意」を間違った解釈
していないか?です。
ちょっと天邪鬼なカレーのお話でした
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