One Nation Under A Curry

One Nation Under A Curry

2010年12月24日
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カテゴリ: 店となり人となり

いつも東京からいらっしゃる方とお話を・・・・

「最近どこか食べにいきました?東京どこかありますか?」
「いやっ最近食べてないですねぇ」
「なんとなくわかりますねぇ、味」
「そうですねぇ」

そうなんか「食べたい」という気力がないんです。
ワダ、ドーサ、イドゥリ、ダル・バート、マシューラ・・・・・
10年前に食べていたものと今のものそんなに変わらない
ネパール料理だって、南インドだって・・・・・
珍しいものが美味しいというのはもういいんです

食べて美味しいもの
日本人の口に合うもの
いつも食べていられるもの

こんなこと考えていたら、ずぅーーーと前のこと思い出しました。
インデラ舟だったり、中村屋、ナイルさん、エチオピア、デリー、まんてん、トプカ、共栄堂、ムルギー、夢民、もっともっと・・・・
先人のカレー屋さんたちは、まったく情報もない中で自分たちの味を模索してオリジナルを作っていったんですねぇ。スマトラだったりインドだったり・・・・それはもう大変だったでしょう。だって目指すものないんですもの、信じるのは自分の味だけ。
でもこの気持ちや精神があるからこそ研究してお店を出す。
そりゃ怖かったでしょうねぇ、だってすぐつぶれちゃうかも知れないでしょう。
宣伝だって口コミしか手立てがないんですもの。
昭和の50年代の話です。

でもなんででしょう
なけなしのお金を握り締めて食べたカレー、忘れないんてすねぇ。
いまでもどこかで記憶にシッカリと残っている。

あれっこのスパイス使い方は神保町の「エチオピア」そっくりだっ
クローブをバシバシきかせてるっ
あれっこれって梅田のインディアンとそっくりだ

綿々と受け継がれる味の記憶
なけなしのお金を握り締めて食べたカレーの味はめったなことでは忘れはしません。

でもそれは先人たちが血の出る思いで作り上げた「あの店の味」があるから。
それはどこにも真似のできないオンリーワンのカレー。

フロンティアスピリットでカレーやスパイスに挑んでいったんではない
やりたかったから
食べてもらいたかったから
好きだったから
ただそれだけだったんでしょうねぇ

僕らのカレーもそうなるといいなぁ
そして僕らがこうやってカレー屋ができるのもある意味で先人たちが挑んでいったレコードあるから、できているんでしょうねぇ。

いつまでも記憶に残る誰にも真似のできない味が残せたら最高です

今年もあと3日、お付き合いください






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最終更新日  2010年12月24日 22時42分24秒
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