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2006.08.11
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カテゴリ: Premier League
昨シーズン途中にキーンが去ってから中盤の補強が最優先課題だったユナイテッド。
そこで40億円の移籍金でトットナムから獲得したのがキャリックだった。

キャリック同様に獲得を狙っていたビエラはインテルに移籍したが、
インテルがユベントスに支払った移籍金は約14億円。
金額だけを考えれば、40億円という額が果たして妥当だったのか。
もちろんプレースタイルや年齢などを考慮する必要がある。
しかし足元を見られて40億円を同じリーグのトットナムに支払うのと、
クラブがBに降格しバーゲンセール実施中のユベントスを相手に
プレミア及びビッグクラブで経験十分のビエラに14億円を支払うのと、

インテルはビエラを獲得するのに14億円だったが、
20億円でユナイテッドがビエラを獲得していたとしてもキャリックの半分である。
ちなみにキャリックのユナイテッドでの背番号はキーンが背負っていた「16」である。


中盤同様に補強の必要性があるのがFWである。
ニステルを約22億円の移籍金でレアルへ放出したためだ。

現在のユナイテッドのFWにはルーニー、サハ、怪我から復帰したスールシャール、
中盤からの再コンバートのスミス、進境著しいロッシの5人である。
人数的には問題ないが、
これまでニステルはコンスタントにシーズン20得点は挙げてきた。
それにプラスアルファで他の選手が得点を挙げ勝利を積み重ねてきた。
ニステルが抜けた今、他の選手だけでその20得点を補うことが出来るのかどうか。


最初はアトレティコのトーレスを狙っていたようだが、トーレスが残留を宣言し断念。
個人的にはこれもユベントスの2トップを引き抜けばいいと思っていた。
トレゼゲとイブラヒモビッチ2人ともというわけにはいかないが、
トレゼゲならニステル同様、ゴール前でしぶとく待つことができる選手であり、
イブラヒモビッチなら足元が優れスペースを作ることが出来るので

しかもユベントスはバーゲンセールの真っ最中である。

しかし昨日、現地メディアが伝えた獲得候補はアドリアーノだった。
この「現地メディア」がイタリアなのかイングランドなのかは分からない。
ただ、アドリアーノが所属するインテルがクレスポ、イブラヒモビッチを立て続けに獲得したことでアドリアーノの名前が挙がったようだ。
そして移籍金が、あくまでも噂だが92億円らしいのだ。
アドリアーノ自身を否定するつもりはない。
強靭なドリブル、破壊力抜群のシュートなどユナイテッドが狙うワールドクラスのゴールゲッターにふさわしい実力は兼ね備えている。
でも92億円はないだろう。
インテルがイブラヒモビッチ獲得のためにユベントスに支払った金額は約36億円である。
何とか残留させようと抵抗を見せたイブラヒモビッチでさえ36億円で
ユベントスは移籍を認めてしまった。
仮に、昨シーズンそしてワールドカップの不調で価値を下げたはずのトレゼゲなら
金額はイブラヒモビッチより低くなるはずである。


高ければ良いというものではない。
安くて良いものがあればそちらを選ぶほうが良い買い物をしたことになる。
というよりもそれ以前に、勝利を掴むための補強であって、
高額移籍金を争う補強ではない。
キャリックの獲得は決定し、プレシーズンマッチにはもう出場している。
アドリアーノは噂の域を出ないので今後どうなるかは分からない。
しかしながら。

「ユナイテッドはキャリックを獲得したことで格段に良くなるだろう。
 彼は非常に良い選手だ。
 そして彼はキーンが去ってからユナイテッドが抱えていた問題を解決するだろう。
 選手を後10人買う必要はないんだ。
 正しいポジションに正しい選手を獲得すればいいんだ。
 そして私はキャリックの獲得は正しい判断だと思うよ。」

たとえ皮肉を交えて話していたとしても、
プレミア3連覇を狙う敵将の言葉を信じずにはいられない。



ほな、また。





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Last updated  2006.08.11 11:08:59
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