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2006.12.21
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カテゴリ: Other League
日本代表でもある宮本と三都主がオーストリアのザルツブルグへ移籍することが決まった。
宮本は1年の完全移籍で半年の契約延長オプション付き、
三都主は1年間のローン移籍で、こちらも完全移籍のオプションが付いている。


さて、2人が移籍するザルツブルグは正確には「レッドブル・ザルツブルグ」という。
ここ1、2年でコンビニや広告で見るようになった栄養ドリンクとでもいうべきか、
あの飲み物の会社である。
何でも、あの飲み物はタイで開発されたらしく、
オーストリア資本の会社が輸出・販売を一手にこなしているらしい。
そしてこの種のドリンクとしては世界最大のシェアを誇っている。


今年の初めにはミナルディも買収し、レッドブルのジュニアチーム、トロロッソとして参戦している。
サッカー界でも、アメリカのNYメトロスターズを買収し、
今回2人が移籍する地元オーストリアのオーストリア・ザルツブルグを買収と、
スポーツ界、特にモータースポーツとサッカー界に積極的に参入している。

こうして見ると、単純に選手として欲しかったのかどうかに疑問符がつく。
モータースポーツ、サッカー共に世界規模のスポーツである。
企業として世界最大のシェアを誇っているとはいえ、現状に満足することは出来ず、
さらに売り上げ、ネームバリューを高めることのできる場所がアジア、そして日本だったのではないだろうか。
実際現地の新聞でも、今回の移籍を「日本市場開拓へのクリスマスプレゼント」と紹介されてもいる。


ならば今回、レッドブル・ザルツブルグは純粋に選手としての獲得したのではなく、
企業の広告塔として2人を獲得したのだろうか。


なぜならこのクラブが普通の1クラブではないからだ。
名前にも堂々と入っているように、企業のバックアップが目に見える形でついている。
イメージとして、ファンに支えられた地元民みんなのクラブというよりは、
企業が所有する、広告塔としてのクラブのほうが印象が強い。
ならば、日本人選手が海外へ移籍し始めた頃と同じように選手としての評価以上のものをクラブが期待していると感じても不思議ではない。


「宮本はトラパットーニと私が強く獲得を望んでいた選手だ。
 経験と高い質を備えており、ヨーロッパのどのクラブでも戦力になる。
 そんな彼が我々のクラブに来てくれるのだからわくわくしている。」
とコメントしている。
また、同じ契約期間・オプションでも三都主がローン移籍なのに対し、
宮本は完全移籍の契約を結んでいる。
つまりは選手として、クラブの戦力になりうるかどうかの、
普通のクラブが持ち合わせているシビアな面も垣間見えるのである。
ここで宮本と三都主の実力どうこうをいうつもりはなく、
クラブが2人を見る目に差があるということは、
広告塔ではなく、少なくとも宮本は選手として期待しているといえなくもないのである。


オーストリアのリーグは現在、冬季中断中で、2月24日から後半戦が始まる。
ということは2人にとってチームに馴染み、戦術を理解するだけの時間が十分にある。
Jリーグにとってはあまり良いことではないのかもしれないが、
日本サッカーにとっては海外のサッカーを経験する選手が多いほうがより発展する。
2人の活躍を期待したい。



ほな、また。





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Last updated  2006.12.22 00:53:46
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