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2007.09.07
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カテゴリ: National Team
土曜日、そして来週の水曜日に行われるユーロ予選。
この2連戦が本選出場権を懸けた天王山と言えなくもなく、注目カードも目白押しである。なかでも最注目なのはイタリア・ミラノで行われる、イタリア対フランスである。


グループBに所属する両国には、他にスコットランド、ウクライナ、リトアニア、グルジア、フェロー諸島が同居している。上位2カ国が予選を突破し本選に出場できるのだが、候補は4カ国に絞られたと言っていい。その4カ国の現時点での順位を見ると、

1位 フランス     7試合 勝点18
2位 イタリア     7試合 勝点16
3位 スコットランド  7試合 勝点15
4位 ウクライナ    6試合 勝点12

となっている。ウクライナは1試合消化が少ないため試合数で並べば、スコットランドと同列に並ぶことができる。仮に並ぶことになれば勝点差はわずか3の差になり、1試合の結果如何で大きく順位が入れ代わる可能性もある。そういう意味でもこれからの1試合1試合が大きく明暗を分けることになり、どの国も気が抜けない戦いが続くことになる。

わずか1年2ヶ月前にワールドカップ決勝を戦ったイタリアとフランスだが、その時はイタリアがPK戦の末に勝利を収めた。ジダンの頭突き事件として記憶されることにもなった試合だが、今回の試合にジダンはいない。そしてもう一方の当事者、マテラッティも怪我のため代表には召集されていない。両国とも半数以上のメンバーが入れ替わっているが、お互いのライバル心に何ら変わりはない。勝利を収めた側が首位に立つだけでなく、予選突破へ向けて1歩抜け出すことができる。さらに水曜日にはイタリアはウクライナと、フランスはスコットランドとの直接対決が控えている。中3日での連戦だけに、初戦を落とすと2戦目への精神的ダメージを完全に回復させることは難しいだろう。昨年9月に行われたフランスホームでの試合は、3対1でフランスが勝利した。





さて、以前にも触れた( 曇天模様の空の下 )イングランドが、かなり苦しい状況に立たされている。

イングランドが所属するグループEも、予選突破の可能性が上位4カ国に絞られた。順位は

1位 クロアチア  7試合 勝点17
2位 イスラエル  8試合 勝点17
3位 ロシア    7試合 勝点15
4位 イングランド 7試合 勝点14

となっており、首位クロアチアからイングランドまでの勝点差はわずかに3しかない。こちらも1試合の結果で順位が大きく入れ代わる可能性があり、イングランドにしてみれば残り5試合中4試合を、今回の2連戦ともホームで戦える有利さがある。またロシアと2試合、イスラエル、クロアチアと各1試合残していることから、自力での予選突破の目も消えていない。もちろんそこで敗れれば大きく後退することになるのだが、他力本願よりは自分達で運命を変えられる状況が残されているのは幸運なことである。選手の質は間違いなくグループ1であり、ヨーロッパ全体を見てもトップレベルにあるだけに選手さえ揃えば、予選突破はそれほど難しいことではない。選手さえ揃えば。

ベッカム、ルーニー、ランパード、キャンベル、ブリッジ、ハーグリーブス。現在怪我を抱え代表に召集されなかった、あるいは召集されたものの辞退をした選手である。さらにジェラードが足を骨折したままであり、クラウチは1戦目が出場停止である。特に攻撃陣に大きな不安を残すイングランド代表だが、マクラーレン監督はそこでブラックバーンのベントリーやアストンビラのヤングなど新顔を召集する一方で、ヘスキーを代表に呼び戻している。


 ホームゲームはあと4試合残っているが、全て勝つつもりだ」
「この試合に勝つために、出場可能な選手でベストメンバーを組む必要がある。
 それが私の仕事だ」


マクラーレンは確実に仕事を遂行することができるのだろうか。そして曇りの多いイングランドの空を快晴にすることができるのだろうか。

ちなみにフランス代表のドメネク監督は、イタリア戦でベンチ入りを禁じられている。









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Last updated  2007.09.07 22:22:41
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