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2007.09.12
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カテゴリ: Liga Espanola
事の発端は、ビセンテ自身の怪我に関するコメントからだった。
「もうドクターを擁護することは出来ない。信頼も失った」


バレンシア所属のビセンテは、2004年9月のチャンピオンズリーグで足首の靱帯を怪我を負って以降、満足なプレーをすることができていない。足首が完治して以降は筋肉系のトラブルに泣かされ続けているので、満足な出場時間すら得られていない。怪我をして復帰しても2試合程度で同箇所の怪我が再発するのだから、ビセンテ本人もやるせないだろうし、早く原因を突き止め完治させたいのが本音であろう。

だがチームドクターの見解は毎回「異常なし」なのである。にも関わらず、出場すれば怪我して戻ってくるのだから、ドクターとしてもお手上げ状態になることも仕方ない。だからといってドクターが、しかも満足にチームに貢献できず悩んでいる選手を擁護すべきドクターがこんなことを言ってはいけない。

「彼は精神的問題を抱えている。精神科医で検査してもらう予定だ」

確かにビセンテ自身も精神科医に診てもらったことを告白している。だがそれはたった1回だけのことであって、しかも理由が、怪我が治らず試合に出られない悔しさから落ち込んだ心理状態を診てもらうためである。にも関わらず、それを助けるべきドクターが自らの力量不足を棚に上げ、怪我の理由をビセンテの精神的問題にすり替えようとしているのだから、ビセンテが信頼を失うのも無理はない。


チームドクターへの信頼を失ったビセンテは、マドリーに拠点を構える医師に自身の怪我を診てもらった。すると怪我箇所に、バレンシアのチームドクターがこれまで見つけることが出来なかった12ミリの傷跡が見つかった。これによりビセンテの怪我が回復しない理由が精神的問題ではないと分かったと同時に、チームドクターの力量不足がはっきりと証明された。

クラブとしては、チームドクターを批判したとしてビセンテになんらかの処分を下す予定だという。結果的に悪者がどちらだったかは置いといて、チームを批判するようなコメントをマスコミに話したことは処分の対象にならざるを得ない。だが本当に処分すべきは誰なのかは明らかだ。なぜなら特に昨シーズン、バレンシアは異常なほどの怪我人の多さであった。しかもそのほとんどが長期離脱を余儀なくされるものだった。

全てドクターのミスではないだろう。だが未然に防ぐことが出来た怪我も少なからずあったのではないだろうか。今回の件を見て改めて思った。



ほな、また。





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Last updated  2007.09.12 21:52:23
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