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2008.09.24
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カテゴリ: Premier League
昇格組3クラブの1つ、ハル・シティがギリシャ代表ステリオス・ヤンナコプロスと契約を結んだことを発表した。なお契約の詳細は明らかにされていない。

ヤンナコプロスは2003年からボルトンに加入していたが、昨シーズンは監督の交代や新加入選手に出番を奪われるなどして出場機会が激減していた。そして昨シーズン終了後に退団し、所属クラブの決まらないまま今シーズンを迎えていた。

無所属ゆえに今回のように移籍市場外での契約も問題なく、そして移籍金の支払いも行わなくて良い。プレミアでの経験豊富なヤンナコプロスの獲得は、残留が目標のクラブにとっては戦力的な面以上にチームの組織面や精神面において大きな役割を果たしてくれるだろう。シーズンは始まったばかりとはいえ7位という順調すぎるほどの滑り出しを切ったクラブだが、シーズンが深まるにつれて降格の恐怖と戦いながらの試合が続く可能性が高い。そんなときに百戦錬磨のベテランがピッチ上での監督として若手選手や経験不足の選手に落ち着きを与えてくれることだろう。

ただここで言いたいのは、契約が決まったヤンナコプロスのコメントである。
「本当に嬉しい。
 ボルトンに5年在籍したが、今が新しいスタートを切るべきだと思った。
 私の夢はイングランドに留まり、ハル・シティに入団することだった」

言葉だけを見れば、長年の夢が叶ってようやく憧れのクラブに入団することが出来たような印象を与える。しかし現実はクラブからレギュラーの座を奪われ、戦力外的な扱いを受けたことによって所属クラブがなくなってしまった。それを運良くとでも言えばいいのか、ハル・シティが拾ってくれた格好である。嬉しいのは間違いないがハル・シティに入団したのが嬉しいのではなく、所属クラブが決まったことが嬉しいにすぎない。そしていくら気持ちが高ぶっているとはいえ、それを夢と言ってしまっては『夢』という言葉の価値が著しく低いものとなってしまう。

今夏の移籍期限終了間際にシティに移籍したロビーニョについて、もしかしたらチームメイトになっていたバラックはこのように話している。

 選手としてのキャリアのためにレアルからシティにいくことには説得力に欠ける」

『夢』とは常に上にあるべき存在である。
ファンの方には失礼だが、しかしながらまずハル・シティは現状においてボルトンよりも下である。ハル・シティのファンを喜ばせようとしたコメントだろうが、それ以外の誰がヤンナコプロスのコメントを信用するだろうか。

ただ活躍には期待しているが。



ほな、また。





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Last updated  2008.09.25 00:27:42
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