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よりすぐり @ おはようございます ご無沙汰しております。まだまだ残暑が厳…
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なでしこさくら @ Re:リンパの理解で手足の美容(03/08) こんにちは! いつも拝見しています。…
2007.11.08
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カテゴリ: 紫根
 草木染めの資料を見ていると、その原料とは思いもよらない色が染め出されることに驚き、またさらに、万葉の時代に何とカラフルな布地があったのかと再度驚くことになります。 

 植物の蕾、花、根、葉、樹皮、実などを使い、独自の媒染剤を反応させる事で、平安貴族の衣服は現代人も素直に美しいと感じさせる色合いを持っていたと想像できます。 当時、この技術は染め師の知的財産であり、トップシークレットだったのでしょう、特定の弟子にしか伝えなかったためか書物としてのノウハウは残っていないようです。

 また同時に、草木染めで使われる植物の多くは漢方薬の原料と重なるのにも気づきます。 ベニバナ(紅花、Carthamus tinctorius、キク科)、クチナシ(梔子、Gardenia jasminoides、アカネ科)、ヨモギ(蓬、Artemisia princeps Pampan、キク科)、ヤマモモ(山桃、Myrica rubra、 ヤマモモ科)、アカネ(茜 Rubia argyi、アカネ科)、キハダ(黄膚、 Phellodendron amurense、ミカン科)、コガネバナ(黄金花、 Scutellaria baicalensis、シソ科)、ヤシャブシ(夜叉五倍子、Alnus firma、カバノキ科)、ウコン(鬱金、Curcuma longa、ショウガ科)、ムラサキ(紫、 Lithospermum erythrorhizon、ムラサキ科)等々。

 これらの植物を漢方薬として使うには染料とは全く異なる応用技術がありました。 現代人は近代化学の知識をベースにして系統的な薬学として理解し始めた訳ですが、万葉の時代の薬師はいったいどのような知見を積み重ねていたのか、本当に不思議がつのるばかりです。 万葉貴族にも理科系の方がいれば、和歌ばかり残さず当時の科学技術も今に伝わったかも知れませんね。

 最後のムラサキはプロアイに入っている消炎剤(肌荒れ防止目的)の原料で、この植物の根を漢方の世界では紫根(シコン)と呼びます。 シコンのエキスを医薬品の濃度にすると濃い紫色ですが、スキンケア用に濃度を下げたら淡いきれいなピンク色になりました。 

 プロアイは無着色とうたっているので、無色透明のジェルを想像していた方からは??という感想も来ましたが、この色の正体は万葉の時代から使っている自然原料のシコンです。 肌の状態を良くする効能を計算して加えたもので、美しい色合いはプラスアルファの効果でした。 どうぞご安心を。

http://www.rakuten.co.jp/aesculus/





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Last updated  2007.11.08 22:07:44
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Re:万葉の色彩と漢方(11/08)  
花言葉2007  さん
温故知新と申しますが、平安時代の十二単は魅力的ですね。

草木染と漢方の関係も興味深く拝見しました。



(2007.12.30 12:54:59)

Re[1]:万葉の色彩と漢方(11/08)  
rockey55  さん
>花言葉2007さん

本当に平安時代の文化レベルが高いのに驚きますね。 便利な道具が身の回りにあふれてる現代は、文化的にどうなのか??です。
(2007.12.30 18:57:16)

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