鈍感な自分が、ホントに嫌になった。
私の日記を読んでくれてた人は、判るかもだけど。
いつも一番側で、支えて、励ましてくれた、すごく大切な人に。
好きだと、言われた。
弟としてじゃなく、幼馴染としてじゃなく。
一人の男として、好きなのだと。
時々見せた、どこか複雑そうな瞳は。
ヒロも、彼も。
お互いに、その気持ちを、しっていたから。
2人は気付いていたのに。
私だけ、気付かないで、傷つけてた。
ううん、もしかしたら。
私は、知っていたのかもしれない。
知っていて、利用して、傷つけてきたのかもしれない。
彼の、彼らの、優しさを。
行き場が無いままで、苦しかったから。
ただ、知っていて欲しかっただけなんだ、って。
せっかく仲直りした所だったのに、ごめんな、って。
勝手だって、知ってるけど。
頼むから、今までどおりに接してて欲しい、って。
自分勝手で、ホントごめん、って。
かなしそうに、申し訳なさそうに。
笑う顔を、直視できなかった。
冗談で、そんなことを言う人じゃない。
かすれた声と、少しだけ震えた手が。
私の手を掴んだ、その力の強さが。
彼の本気を教えてた。
彼は、どんな想いで。
ヒロとの事で泣く私を慰めて。
ヒロと仲直りできるように、間に入ってくれてたんだろう。
付け入る隙なんか。
いくらだってあったし、あるのに。
まっすぐに向き合って。
いつだって、頑張れ、って、笑ってくれた人。
いつだって、微笑んで、背を押してくれた人。
誰かと比べることなんか出来ないくらい。
ホントに、ホントに、大好きな人。
俺の気持ちなんか、忘れていいから。
笑っていて欲しいのだと。
できれば、今までどおり。
幼馴染として、弟として、接して欲しいと。
不器用に笑って見せた彼の表情が、声が、腕の強さが。
忘れたりなんか、できなくて。
どうしていいのか、わからないまま。
頭の中が、真っ白になってる。
どうするべきなのか、どうしたいのか。
全然わかんないよ。。。
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