雲のない空
洗い立てのカーテンを揺らす風
微かな湯気をたてる入れたてのミルクティー
なんでもない日常の中で
大切な人のことを考える。
こんなことを私はきっともうしばらく続けていく。
たとえば、雨が降り続ける梅雨の空を眺めながら
たとえば、色づいた葉を揺らす沿道の木々を眺めながら
私は今生きている。
身体の奥で熱く鳴り続ける鼓動を感じるのがうれしい。
まるで新しい本の1ページ目を開くとき、わくわくするのを感じるようで。
こんな気持ちがいつまでも続くといい。
私のなかで、今と変わらず元気に生き続けるみんなのためにも。
* * *
竹内まりあさんの歌を繰り返し聞いていると、本当に心からこんな風に思えます。
たとえば、大好きな人のお誕生日にあと何度「おめでとう」を言えるだろうかとか
大切なお友達とあと何度握手をして「またね」と言えるだろうかとか。
今日は本当に暖かくて気持ちがいい日です。
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