[ai]

[ai]

2007年08月03日
XML
カテゴリ: 学生時代の詩
やさしくてあたたかな気持ちが胸の真中から湧き起こってくる
もうすっかり汚れたと思っていたのに
このどこまでもやさしくてきれいなきもちはどうして確かに在るのだろう

とても賢い黒猫の話を聞きながらまっすぐに前を向いて私は泣いた
遺言だと思った
透明な、やさしい光を放つかたちを持たない遺言
鱗のように薄碧く透けてきらめくかなしさを佩いている

魂を信じるのはこわいことだった
それは宗教と紙一重だった


だけど命はどうして
硝子の欠片が降るようにきららかで美しくて胸を打つのだろう
愛したい気持ちは無尽蔵に生まれてくるのだろう


そしてこのひとはゆくのだと悟った。




(2000.6.15)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年08月03日 14時54分45秒
コメント(0) | コメントを書く
[学生時代の詩] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

藍・

藍・

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

藍・ @ Re[1]:「イノチノ水」 subhead one:泥と硝子(11/04) >aozora ruiさん いつもありがとうござ…
aozora rui @ Re:「イノチノ水」 subhead one:泥と硝子(11/04) お帰りなさい(笑) じっくり読ませてい…
藍・ @ Re:とっても(08/05) この詩は蒼ちゃんがおなかの中の姫のこと…
藍・ @ ありがとうございます(>_<) aozora ruiさんが仰ってくださらなければ …
園村蒼@ とっても 愛子ちゃんらしい表現と言うかきれいな言…

Favorite Blog

まだ登録されていません

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: