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2005.11.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
フランスの暴動は治まる気配がない。
7日には、死者も出、過去40年で最悪の事態となっているそうだ。

たったの3ヶ月ではあったけど、フランスに住んでいたものとしては、本当に悲しい気持ちでことの次第を見ている。

1990年、フランスから60kmほど離れた、モネの描く「ルーアンの大聖堂」で知られる街、ルーアンにに3ヶ月間滞在していた。

rouen

アリアンス・フランセーズで、フランス語を学ぶためだ。

ルーアンは、パリからなんとか通勤できるぎりぎりの距離にあるベッドタウン。

ホームステイ先のムッシューも電車で1時間半かけてパリの大手広告会社まで通勤していた。

私がステイしていたファミリーは、両親、子供4人、猫3匹、犬1匹、学生が常に一人滞在しているビッグ・ファミリー。そこに、昼間は家政婦さん、マダムが経営してい看護士派遣会社のスタッフ二名、ベビーシッターに、コックさんが毎日来ていた。

今思えばちょっとしたブルジョワジーな家庭だったのだろう。


休みの日は、椅子やテーブルを引っ張りだして、家族全員思い思いに日光浴したりして楽しんだ。

パリから通勤できる高級住宅地とあって、そこに住む人はいわゆる生粋のフランス人ばかり。
黒髪黒い目の私は、留学生であっても、目立つ存在だったようで、学校の帰りに道草を食っていたりすると、家に帰ると、もうマダムがそのことを知っている。

「あなた、今日は、ダウンタウンのカフェで、友達とワイン飲んだんだって?」

「え!?」

噂の伝達の早さに驚いた。悪いことはできない。

そういう環境にあっても、土曜日は学生にとっては、夜遊びの日。

毎週、日曜の朝、ムッシューが嬉しそうに、

「昨日何時に帰ったの?」と聞きに来る。

「11時半」

とか言うと、心配どころか、



といいながらダンスのポーズをとってみたりする。

フランスの土曜の夜は、たとえあてがなくとも、友達とぶらぶらと過ごすというのが、当たり前のライフスタイルなのだ。

フランスは社交の文化である。

そんな国なのに、今回の政府による外出禁止令。

よほどのことだと思う。




トリコロールの青・白・赤が、それぞれ、自由、平等、博愛を意味する国旗を持つ、フランス。

人種、民族、性別を超えて、誰にとっても同等に、その国旗が意味するとおりの国家になることを願っている。





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Last updated  2005.11.14 23:37:40
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