入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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高校生に現代文の授業をしていて、
「前衛」 という言葉と出会った。

最近は 「前衛」という言葉も通じなくなってきたのかな・・・
と思い、意味を知っているかどうか、
あるいは、 「前衛芸術」 なるものを知っているかどうか、尋ねてみると、
やはり、すべての生徒が知らなかった。

「アヴァンギャルド」 という言葉に置き換えて、
ほんの一部の子が
「聞いたことはある…かな?」という程度。

「前衛」

もちろん、テニスの前の人のことではありません。

辞書で調べると、こうある。

「芸術活動で、既成の概念や形式にとらわれず、
先駆的・実験的な表現を試みること。また、その集団。」

それでもピンとこないようなので、
僕の知る限りの「前衛芸術」を紹介することになった。

僕の知る前衛芸術は、
「舞踏」 「音楽」 に限られる。
絵画における、シュルレアリスムも含むのかどうか、
そのあたりの分類はよく分からないので、ここでは外しておく。

音楽に関しては、
およそ、あらゆる範囲の音楽を聴いてきたと思う。

僕の音楽のルーツは、クラシックなのであるが、
そこから大衆音楽方面への分岐点にいたり、
ロック方面ではメタル、ハードコアにたどりつき、
メタル方面では、おそらく最も極端であろう、ブラックメタルまでいきついた。
(最近流行の「DMC」については、別の記事で書きます)

また、究極系かもしれない「ノイズ」音楽まで聴くようになった。

クラシックの延長としては、現代音楽に手を出すことになった。

そして、 アヴァンギャルド

初めて「そっち」の音楽を耳にしたのは、大学生のころだったろう。
サークルの先輩に、少し変わった音楽の趣味の人がいて、
その人の熱弁に興味を持って、自分でCDを買って聴いた。

それが、
JohnZorn (ジョン・ゾーン)だった。

サックス奏者である彼は、
日本のミュージシャンとの親交も深く、
また、グラインドコアバンドの重鎮、
NapalmDeathへの協力活動もしている。

ジョン・ゾーンを知ることで、
山塚アイ や、 灰野敬二 などを知ることになった。

そのジョン・ゾーンの音楽であるが…。

ぴぎーっ!ぴぎょーっ!
きーっ、きーっ、きーっ!
ぴぎぃーっっっっ!!

…って感じでサックスが叫び声をあげる

…よくわからんですね。
まあ、聴いていただいた方が早いのですが、
さすがに「普通の耳」の方に、わざわざジョン・ゾーンを買わせるのはしのびないので、
そうですね、
Youtubeあたりで動画を見ていただくと分かりやすいと思います。

Painkiller名義の音楽は、フリージャズとして充分成立しているので、
あえてアヴァンギャルドな世界をお好みの方は、それ以外を。

おススメは、
ジョン・ゾーン、山塚アイ、灰野敬二の夢のユニット。
「Keiji Haino Yamatsuka eye John Zorn」で検索すれば、
ほぼ絞り込めるはず

で、これをいろいろな人に聴いてもらったところ、
「こんなのは音楽じゃない」 とか、
「ふざけてんのか」 とか、
「アタマ、大丈夫か」 とか、怒られた…。

さらに今日は、
前衛舞踏 を紹介した。

僕の知る前衛舞踏集団というと
白虎社
山海塾 くらい。

そもそも、前衛舞踏とは
全員白塗り の半裸の人たちが逆さづりになったり
暴れまわったり、地べたを這うような動きをしたりするアレであるが、
それをやはりYoutubeで見せたら、
今度は
「怖い…」 って、引かれた…。

僕がアヴァンギャルドに興味を持っているのは、
観客に鑑賞を委ねられる というその点にある。

舞踏(バレエ)でも音楽でも、
古典(クラシック)の場合には、
観客は少なからず、作者の意志を読み取る。

極端な言い方をすれば、
意志の押しつけ
がある。

それはそれで、芸術の楽しみ方として最も普通のことであり、
僕自身、それを楽しんでいるし、
僕が作曲する場合にも、何らかの意志が作品に込められる。

が、アヴァンギャルドの場合、
繰り広げられるパフォーマンスがあまりに難解というか、
常軌を逸しているようにすら感じられるため、
観客はその「意味」を求めることになる。

そしてたどりつく解釈。

それはおそらく、作者の意志とは異なるもので、
また、観客ひとりひとり、異なる解釈であるかもしれない。

そこが魅力である。

じゃあ、僕がアヴァンギャルドの何たるかを分かっているのかと言われれば、
それすらも分からない。
そして、アヴァンギャルドの楽しさは、そこにこそあると思う。
もし、作者の意志を読み取ることが要求され、
そしてそれができる人のみが正しい鑑賞者だとすれば、
その鑑賞者こそ、現実社会から外れた人であろう。

実際、山海塾の公演を観て、僕はそういう体験をした。

実際に劇場に足を運んだわけではないが、
もう20年近く前になるのではなかろうか、
たまたま衛星放送で、山海塾の公演が2時間程度、放映されたことがあった。

はじめは、やはりワケが分からない。
白塗りの人が、ステージ上で、
ワケの分からない動きをひたすらしている。

チャンネルを変える理由もなかったので、
なんとなく観ているうちに、目が離せなくなった。

そして、そのステージの最後のパート。
まさに、人が逆さづりになって、わずかな動きを繰り広げる。

2時間見続け、ラストを目撃した僕は、
「何か」が見えた。

それは、なんというか、
言葉では表現しきれないものだが、
人間というより生き物、
しかし、生き物というより人間、
その生命の理由というか意義というか、
なんていうか、プリミティブな根源というか、
そういうものが見えた気がした。

そうですね、
こういうと大変おこがましいのですが、
禅における 「悟り」 って、こういうものではなかろうか、
そんなものでした。

前衛音楽も同様。

実際にそういうCDを何枚も所持している僕に「彼」なんかは、
「そんなCD、どうするんですか?」的なことを言う。

もちろん、そんな音楽らしくない「音楽」を始終聴くわけはないが、
聴くと、やはり「何か」を感じる。

何が見えるのか、
それは人それぞれだろうし、
そもそも、アヴァンギャルドでなくとも「見える」ものは「見える」のかも知れないが…。

ただ、思うのは、
アヴァンギャルドに背を向けて、
拒否してしまうのは、もったいないな・・・
と。

山海塾などは、海外での評価が非常に高い集団である。
「芸術」と認められているのだ。

「恐怖の白塗り」だけで終わらせてしまうのは、
喰わずギライもいいところ、
ある意味、
世界で認められている芸術を吸収することができない、
そんな自分の狭量さの証明にすらなりはしないだろうか。

もちろん、「分からない」というのがダメということではない。
僕だって、分かってないかもしれない。

でも、 「分かろう」とすることは、大切な気がする。

みなさんも、これを機会に
アヴァンギャルドの世界に足を踏み入れてみては、いかが?

Kama






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Last updated  2008.09.13 01:52:11
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