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こんばんは、鎌田です
いよいよ明日
、
大学入試センター試験
が実施される。
今日は、高校3年生の 現代文
の授業があったんだけど、
正直、センター前日に何をすべきか、迷いに迷って、
で、結局、某出版社の予想問題をみんなで解いてみた。
確認の時間も含めて
授業時間が60分しかないから、
「評論文のみ」として、
僕も彼らと一緒にガチで解いてみるという「暴挙」に出る
(フツーは事前に解いて、解説の段取りまで考えております)
結果。
Aさん+かま
50点満点
Bくん
42点
Cくん
26点
(イニシャル仮)
みんな、より一層緊張したようであった。
が、この結果をうけて、
僕が彼らに伝えたかったのは
こういう立場の者がいうべきことかどうかわからないけど、
「『センター試験』なんて、そんなもんだから」
ということだった。
得点を公表したのは、
当然ながら、センター試験の国語をご存知ない方もいるだろうから、で、
Bくんの「42点」というのは、 1問まちがい である。
また、Cくんの「26点」というのは、 3問まちがい である。
1問 8点 の配点。
それが、センター国語。
一般に、センター試験では70%の得点率というのが
そこそこの私立大学に合格するラインとされるけど、
国語の場合、各分野ごとに1問まちがえると80%、
2問まちがえた瞬間、70%を下回る。
そしてね。
これも、この仕事をしていて、こんなこと書いたら
どんだけ頼りないヤツと思われるかもしれないけど、
国語に限っては、
必ずしも、努力すれば点がとれるとは言い切れないと思ってる。
たとえば、僕は50点満点、
Bくんは、1問まちがえて42点。
彼と僕は、まったく同じ問題で
5個の選択肢のうち、
最後2つの選択で迷って、
BくんとCくんは1番を、
僕とAさんは2番を選んで、それで得点差となった。
でも、この選択問題は、
客観的に判断するのが非常に難しく、
実際にセンター試験で出題されたら、
やはり正解率は50%とかになるんじゃないかなぁ。
そして、僕は2番をえらんだけど、
そこに明確な根拠は、実は、
ない。
「これは、こっちでしょう・・・。」
その程度の決定。
僕の力不足もありますけどね、
でも、センター国語では、
こういう 「根拠が不明確な選択」
があり得ると思う。
ホントいうと、根拠がないのではなく、
実は明確に選んでるんだけど、
ただ、なぜそれが正解なのかを
言葉では説明しきれない選択問題があり得る。
その差が、100%と80%の得点差となる。
そんな性質のテストでね、
「人」の人生の良し悪しが決まるわけはないし、
それで、「ある大学に入れるか入れないか」が決まるのは確かだけど、
ならば、
「その大学に入れること=良し」、「入れないこと=悪し」であるわけがなく、
でも、当然のことながら、
彼らは、なかなかそのように感じられない。
まして、彼らは
高校受験において
「不合格」を体験しなかったメンバーである。
「今回ばかりは『落ちる』かもしれない・・・。」
「1つ間違えたら80%。
2つ間違えたら70%を下回る。
1つたりとも、間違えてはいけない
。」
そう感じてしまうのも無理はない。
しかし、そこをあえて、
「センターなんて、そんなもんだ」と言い切ることで、
少しでも、「本当の意味」を感じてほしい。
Cくんは、
「ものすごいプレッシャーを感じる・・・」と言っていたので、
僕は、即、
「プレッシャーなんて、存在しない。
キミが勝手に、感じようとしているだけだ」
と両断した。
100点満点のテストで、
1問8点とか9点の配点というのは、尋常ではない。
むろん、それを乗り越えて
「カンペキ」を作ることこそが、「勝利」であるという論もありえる。
でも、客観的ではない正解に対して、
不正解の選択肢を選んでしまうことに
「気のゆるみ」や「努力不足」を強く指摘できるだろうか?
だから、「センターはそんなもん」と思うべきだ。
結果が悪くても、もちろん、良くても。
センター試験は、決してゴールではない。
むしろ、スタートである。
彼らの「大学受験」は、
長い子は3月末まで続く。
その間もちろん、「不合格」を何度もくらう。
彼らの先輩には、10回以上の連敗をくらった人もいた。
その長き苦痛を乗り越えるためには、
ダメだったときに
決して自己否定をしないこと
だ。
パスできなかったことは、ともすると
「自分自身が不合格」みたいに感じる。
しかしそれがまったく違うということは
国語の配点から感じてもらえるだろうか。
そんなこと言ったら、
今の就職事情において、
大学新卒者が受ける入社試験の数が100にのぼるこの時代、
彼らは「1つ」の進むべき道を選ぶために
90以上の「人格否定」
を食らうことになってしまう。
だから、そうではない。
あくまでも、これらは
「合格・不合格」を決める戦いなのではなくて、
「自分がどの道に進むべきかを
確かめる診断作業」
なのである。
彼らは、とにかく、
明日、数ヶ月にわたる「診断」の初日を迎える。
健康診断と同じく、
検査自体が痛みを伴うこともある。
でも、だからといって、診断から逃げず、
診断を怖がらず、最後まで受診し続ければ
最後に待っているのは
『健康なカラダ』であるかもしれない。
健康診断のときに
「ああ、血糖値が高いですねぇ」
「若干、視力が低下していますねぇ」
「虫歯があるようですねぇ」
といういちいちに対して
「自分はダメ人間だ・・・」とは思わないでしょう?
そういうことである。
kama
・・・と言いながら、
彼らが国語の文章読解において、
「こうだ!!」と主観で決め付けて、オオハマリすることがないよう、
彼らが明日、「お坊様の気持ち」になれるよう、
ひたすらお祈りする僕が、
実は相当緊張しております。
そりゃ、満点とってほしいもの・・・><
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