入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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カテゴリ: 愛夢舎活動報告

こんばんは、鎌田です

今日から3月です
生徒たちが打刻するタイムカードには
新学年が印字されている。

昨日までの中3生、高3生たちのカードは
今日はもう、ない。

もちろん、「旧」中3生たちは
県立入試が終わるまで、
塾にやってくるので、
今日も自習室は満席。

彼らは、「こんにちは~」と塾にやってくると、
今までの「習慣」で、タイムカードを手にしようとする。

そして、気づく。
「あっ・・・そっか・・・。」

そんな今日、
「旧」高3生が塾に飛び込んできました。

「受かりました!!」

D.Mくん 亜細亜大学 国際関係学部 国際関係学科

僕は思わず、両手を突き上げ、
文字通り、ぴょんこぴょんこ飛び跳ねてしまった。

彼にとっては、これが「初めて」の大学合格。
ようやく 1つ目の合格

そして、 第一志望校への合格 です。

周囲が、たとえそれが「すべり止め」だったとしても、
どんどん「合格」を勝ち取っていくなか、
彼は「すべり止め」さえ受からなかった。

第一志望は、複数ある受験機会、
そのほぼすべてを受けてきて、
そのたびに「不合格」を突きつけられ続けていた。
ほぼ「浪人確定状態」だった。

ほかの高3生が塾を「卒業」していった中、
彼はひとりで、自習室にこもった。

最後の最後に受けた一般入試。

それで彼は見事に合格を勝ち取った。

不思議なもので、
すべり止めを含めたほかは全滅しても、
ただひとつ、
「第一志望」だけに合格する

実はこれは、珍しいことではないんです。

本当におめでとう!!

彼の合格が、
3日後に「本命」の県立高校入試を控えた中学生たちに
勇気を与えてくれたのか、
あるいは、彼らの不安がより高まったのか。

さて、手元にある
↓ 2月分のタイムカード。

タイムカード.JPG

「旧」中3生たちの2月のカードは
ご覧のとおり、 「フル出勤状態」 です。

11日の祝日は、愛夢舎が休館日だったので
その日だけは打刻がないけど、
それ以外の日について、
大半の生徒のカードはびっしり埋まってる。

今年の受験生たちは
このカードを持って帰った。

あたかも「色紙」のように、
その場にいた先生たちに、一言ずつ書いてもらって。

毎年、受験生たちは
「その代の文化」を自然と生む。

ある年は、持っている下敷きに
受験生どうしがお互い応援メッセージを書いて、
入試会場に持っていった。

ある年の子たちは
僕に背中を思いっきり叩かれることを「儀式」とした。

タイムカードを「色紙」がわりにしたのは
今年の彼らが初めてだ。

でも、
この「文化」はなかなか素敵だ

このタイムカードには
薄っぺらな応援の言葉よりも
僕らの書いたメッセージよりも
はるかにはるかに強い「応援」
が込められている。

タイムカードが「なくなった」今日、
ある生徒は体調を壊し、
回復を期して早々に帰宅した。

ある生徒は、寝不足で
目がみえづらいと訴えた。

笑顔が消えてしまった生徒たちもいる。

月曜には、その日が来てしまう

怖くないはずがないし、
緊張しないはずがない、
いくら「だいじょうぶ!」って言い聞かせたって、
そんな「言葉」で「大丈夫」だと思えるはずもない。

でも、私立高校入試で
初めて「受験」を経験するときの彼らとは
かなり違う。

あの頃、彼らは
本当に恐怖と緊張と不安とに押しつぶされそうになって
毎日誰かしらが泣いていた。

今は、そういうのを乗り越えて、
冷静に、恐怖と緊張と向き合っている気がする。

自分の感情を観察し、
不安や緊張を観察し、
その上で、勉強にいそしんでいる。

それでも、15歳の彼らにとって
お坊様レベルで達観した境地に達するのは難しい。
誰も助けてくれないのはわかっていても、
何かしら、
「助け」 がほしい。

「タイムカード」は、そのひとつになるかもしれない。

僕が、生徒たちが「書いてくれ」と差し出したカードに書いたのは

「びっしり埋まったカード。
 埋まったことが『力』であり、『成果』である。」

ひとりひとり、
生徒の顔をみて、タイムカードをみて
そのとき手が動くにまかせた書いたから
言葉は全員違っていたと思うけど、
要するにこんな感じのことを書いた。

びっしりカードが埋まったこと。
それ自体が 「財産」 であるし、
もちろん、 「力」 であるし、
それを 「自信」 といってもよい。

ただ、それと同時に
「これが『成果』である。」

今は、口がさけても彼らには言えないが、
もう、彼らは十分に「受験」を「 戦った」。

月曜の入試は
彼らが「受験」を終えるための「儀式」である。

終わってみないとわからないことだけど、
だから、今は
カードに書かれた先生たちの言葉を「救い」とすればよい。

でも、実際には
先生の言葉ではなく、
自分が毎日押し続けたカード、
印字された時刻が証明する
彼らが積み重ね続けた努力、
それこそが「力」と「成果」である。

そして、もうひとつ。

彼らが「受験」を「道具」として得たもの。

自分は、周りに支えられている。
自分は、周りを支えている。

ひとりの「受験」じゃない。
みんなで乗り越えている。

みんなで生きている

そういう実感。

↓ 彼らの顔をみれば、今年の受験も成功だったと確信できる。

最終授業.JPG

kama






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Last updated  2013.03.01 21:57:23
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