あちらこちらで 絵本を被災地へ届けようという運動が立ち上がり、現在では中止したところもあるくらいになったようです。
私にできるとしたらこれかな?という単純発想で 新聞記事で見た「ユニセフ」へ31日に問い合わせの電話をしてみました。25日に「ちっちゃな図書館プロジェクト」として募集開始をはじめた運動は 30日時点で絵本は想定を上回る量が集まり いったん募集停止。高学年・中学生向けの児童書は受付中とHPにありました。
「絵本は受け入れ中止ということですが、低学年向けの読み物はどうなんでしょうか?」という問いに「絵本はもう十分な量が送られてきていて 受け入れ先も少ないのでお断りさせてもらってます」という返事で ちょっとズレてるな・・・と思ったわけですが。
「高学年向けの児童書は?」には「新しく購入したものなら送っていただいてかまいません」と。HPには新品・もしくは新品にちかいもの とあったので「新しく購入したものだけですか?」と再度たずねてみたら「ええ、新しく購入したものを」とかなり迷惑そうな口調で断言されてしまいました。我が家の高学年向け児童書は ほぼ新品状態(泣)ですが 「新しく購入した本」ではないので 「新品に近いのですが・・・」ともいえず じゃぁ止めた!! と。
仕分けに困るくらい集まり過ぎてしまったせいもあるとは思いますが、あんなにつっけんどんな対応って
問い合わせなんかするんじゃなかったと後悔しました
現在 仙台でこどもとあゆむネットワーク 横田やさん 岩手で 絵本プロジェクトいわて(すえもりブックスの末盛さんが中心) が受けつけていますね。
こちらも もちろん汚れ、やぶれの目立たないもの 古いものはやめてください なのは当然なのですが お手持ちの本でもかまわないとなっているのに なんとなくホッとしました
この運動を応援している 杉山亮さんのブログには 送る時のルールとして注意書きもありました。「もうよまないなと思うものでおもしろいものを」というのにウンウンとうなずき、「新しいものを買わなくてもいいです。それは義援金にまわしてください」というのに
「被災地のこどもたちに絵本を手渡したい」という目的は同じなのに こちらの気持ちがこれほど違うものになるとは・・・
絵本もピックアップはしてみましたが 「オモシロイ」と子どもたちが夢中になったものはやはりそれなりにくたびれてますし(苦笑)
読み聞かせに活躍してくれた本は 開き癖をしっかりつけてあるなど本のコンディションには過酷な状況を強いてありますし
明日 日の光の中でチェックしなおそうと思います。