奇改屋のチラ裏雑記

2015年10月04日
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カテゴリ: 映画鑑賞
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日本得意のゴーストストーリー。美しい作品でした。

近年ゴーストストーリーは、ハズレが無い。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 は、最近実写化もされ、そちらも評価は高い、
思い出のマーニー も知らない人はいない。
想いのこし は、ゴーストストーリー最高傑作だと思う。
そして岸辺の旅、期待を裏切らない良作だった。音楽は好き嫌いがあるだろうけど、
美しい作品には、クラッシック音楽が合うってのは認めざるエナイ。
昨日見た 「バクマン。

滝の伝承だったり、稲荷神社への100枚の嘆願書だったり、
やはり現代人も多くは否定しながらも霊的なものを気にしているのだろうか。
それはちょっと違うと思う。 今や霊的守護を必要としていない人の方が多い。
死=無に返る。うつし世での死は、0になり存在は消える。そこから先は無。
例えば今死ねば、明日は無い。東京オリンピックも見れないし、マイナンバーも意味が無くなる。
それは至極当たり前で、実際に死なない生物なんていないし、明日が命日って人もいるわけで、
何のことは無い、唯一誰にでも与えられてるのは死だけであるとも言える。
本来は、恐怖する類いのモノではない、、けれども多くは怖がるわけだ。
自分の死を、身内の死を、愛する者の死を、友人の死を、秩序や安定のキーになる者の死を。
人の多くは、生に執着する、未来を生きたいのだ。 欲深い故に。。
コレを読み「日本はハンパ無く自殺者が多いのだけど・・」と思う人も少なくないだろう。

どうやら「明るい未来への道のり」が暗くいばらの道だと辛い旅をヤメたくなるらしい。
人生ってヤツを自分で勝手にヤメれば、地獄ってのに行くしか無いのに。
この作品のゴースト達は、世に未練を残した者達なのだけど、
言って見ればゴーストストーリーの真骨頂だな。
そこで思うのは、、

ちょうどiTunesから産巣日の時が流れている。感慨ぶかいな。
多くは死にたかねえし、死にたくねえのに多くは死んでいる。
残した家族、恋人、仕事。志半ばじゃ未練だらけだろ。
iTunesからは、ここで My Truth Rondo Capriccioso か。



その瞳で 輝かせて


Nothing ever lasts forever  当然だと思って、
ヤレルことをヤレばいい。
折角だから人間らしくまっすぐ生きればいい。

あったよな、死神の精度でさ、、
別に楽するために生まれてきたわけじゃねーからさ。

死んだヤツらもその辺ウロウロしてるさ。
だけど、うつし世、現世は生者の世界さ。






四月は君の嘘 も映画化が決定した。
特に音楽に期待する。





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最終更新日  2015年10月04日 23時24分54秒


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