ハーブコア ♣ 高木肥料店

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Mar 22, 2023
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カテゴリ: 名所旧跡編
狛猫となった忠義者な猫のはなし。
狛犬ならぬ、狛トラや狛イノシシ関連シリーズ[ こちら ]として、熊本
県水上村の生善院の門前を守る狛ネコの話です。狛猫となった 玉垂/
たまだれにまつわる、いわゆる化け猫騒動の話ではありますが、有名
な鍋島藩の話以前の、年代からいっても原型ともとれる話でもあります。
当地を治めていた相良藩藩主自らが 3月16日 には市房神社に参り帰路に
はこの狛猫の生善院にも参詣していたということでのご紹介です。
ちょっと複雑な背景があるのですが、昭和の時代にクーラー代わりに




日本の怪談ものの代表格としてかか欠かせないのが、『化け猫』もの
です。

その話のなかで、お屋敷の主人の奥方や母親に成り変った猫の変化が、
まるでその正体を自ら露見するかのように/笑 〕行灯の油を夜な夜
な舐める場面は、怪談話しの名場面といえるでしょう。そのシーンの
あとの、“ 見たな~ ”という定番の名ゼリフには、ぞくぞくしてしま
います。

そして個人的にもっと好きなのは、この化け猫の“招いた手”の動き

たり〔 いわゆる金縛り 〕もできること。「自分の念をヒトに送り込む
ことによって、自分の意のまま心のままに他人を操作すること」を 
テレキネシス〔念力〕という言葉で表現しますが、そういう意味では、
化け猫はすぐれた超能力者であるともいえますよね。



じつは化け猫は、“ 善良であったはずなのになんらかの罠や策謀によ
って無念のうちに命までも奪われた飼い主の無念”を 晴らすために、
悪人なのに善人のふりをした権力者に復讐
していることがほとんどな
のだという点です。

そう、じつは化け猫は、多くの場合は  正義の味方で忠義の士

それなのに典型的な多くの化け猫話では最後には討ち取られてしまう
という、この 律儀なゆえの哀しさ はどうでしょう。・・・じつに美し
く魅力的だとは、おもわれませんか。



そんな 忠義な生きものである狛猫のあるお寺の生善院 が、熊本県の
水上村にあります。お寺の創建とその創建されたわけにまつわるお
話ででてくる猫の 玉垂/たまたれ に関した水上村のページは、ちょ
っとむずかしい内容なのですが  こちら です。




 このお話の玉垂の場合は、主人である玖月善女といっしょに
  身投げして亡くなっている点、そして祟られた側の相良氏によ
  って実際に供養されている点が、従来の化け猫話しとはちがっ
  て・・・けっこうリアルなお話になっています。そんな 水上村
  のページよりもわかりやすいページ
は  こちら  。


51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「 夢で終らせない農業起業 」「 本当は危ない有機野菜

のの






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Last updated  Mar 22, 2023 11:10:14 PM
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