【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/09/29
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テーマ: 鉄道(25291)

つねまる8さん から、 こんな車輌が復活したら人気になるのに 、というご趣旨のコメントを頂きました。皇太子殿下専用客車ですので、非常に豪華でして、人気にはなるでしょうけど、定員が少ないので、料金も高くなりそうです。 リネンフラワーさん から 「notosyunさん背が高い方ですか?」 というご質問を頂きました。マイロネフ59の写真を見ると天井が近い画像が多いので、このようなご質問を頂いたのでしょうけれども、これは天井が低いのです。戦前の車輌はそんなに天井を高く取らないのです。 happy-gaiさん からは 「マロネフってロシア人の名前みたいですね」 と言うコメントを頂きました。このマロネフはロシア人の名前から採った訳ではなく、

  マ 客車の重量記号
  ロ 二等

  フ 緩急車(車掌ブレーキが付いている車輌)

という意味なんです。ロシア人の名前っぽいのは偶然でした。 darling.さん からは 「乗り心地はきっと今の電車のほうがいいのでしょうね」 と言うコメントを頂きました。これは微妙です。昔は運転速度が遅かったので割と乗り心地はいいかも知れませんが、実際に運行している場面で乗車したことが無いので分かりません。私の電車人生で最高に「揺れない」車輌は、デビューしたての200系新幹線でした。あれは凄かったです。現在の東北新幹線は300キロ近い高速で飛ばしていますが、あのころは240キロくらいでしたから…。360キロ運転になったらどうなってしまうのでしょうか…。

今回から再び鉄の世界に戻ります。大阪交通博物館の後に、余り私のブログ作風に沿っていない大阪人権博物館を挟んだので、ちょっと路線が変わっておりました。マイノリティ論と関西論が微妙に混じった日記でしたが、たくさんのコメントを頂きました。

ktdktdさん (ポエムのような日記が魅力的なブログを作っていらっしゃる方です)からは 「灯台下暗しぜんぜん知りませんでした」 という感想を頂きました。結構本質的なご感想です。大阪には非常に魅力的なマイノリティコミュニティが存在しますが、棲み分けが極めてはっきりしているので、「そこに行かないと見えない」のです。別の角度からのご感想をお馴染み様の maman.mさん から頂きました。 「門戸は広くて拒みはしないけれど、キッチリと切り分ける、という意味では真の受容とは言い難く。」 と言うものでした。相変わらず本質を突いていらっしゃいますよね。私が「頭の思い浮かんだけれども書くのを止めたこと」を鋭く抉っています。これを書こうかどうか迷って書かなかったのですが、関西勤務時代に「働き手は欲しいけど、となりに住むのは嫌」という感情が、この地方には存在すると感じていました。良くも悪しくも複雑な感情が存在するようです。同じくお馴染み様の 修理屋マイスターさん からは 「九州も異民族の宝庫?ですが、こういった大規模な博物館はありませんね。(中略)太古の昔は、異民族に対して差別はなかったはず。」 というご感想を頂きました。これも本質を突いた感想だと思いました。私のブログは軽快な旅行記が身上ですので、どのように差別が生じてきたかには触れませんでしたが、その時々の為政者の方針が差別の発生の背景にあります。社会学チックには、豊かな階層ほど差別は少なく、貧しい階層ほど差別が大きくなる傾向があります。もちろん、偶然ではありません。貧しい階層の不満が為政者に向くのを防ぐために、為政者によって差別が助長されてきた歴史がある訳です。このテーマは非常に重く深いので、私のブログではこれ以上触れませんが、参考になるウェブはたくさん在りますので、ご関心がある方はググって頂きたいと思います。

案山子の屁さん から 「京都駅随分変わりましたね、15年位行っていないので雰囲気が違いすぎる感じです」 というご感想を頂きましたけど、全くご指摘の通りです。21世紀の近代的なガラス張りビルになってしまいました。全然雰囲気が違います。設計者は「原廣司&アトリエファイ建築研究所」です。新梅田シティ、梅田スカイビルを設計したところです。コンペで選ばれたそうです。 豆2705さん からは 「この間自分で見た京都駅と違う世界みたいです」 というコメントを頂きました。ちょっと変わった視点で撮影したので、普通の方の京都駅舎のイメージとは違っていると思います。とまれかくまれ、京都駅舎はなかなかの建物なのです。

この京都駅を夜に出発し、快速ムーンライト九州の始発駅の新大阪に向いました。快速ムーンライト九州は、青春18きっぷの時期に運行される臨時快速であり、その運行区間は新大阪→博多です。東日本のムーンライトシリーズは電車で運行されますが、西日本のムーンライトシリーズは客車で運行されるケースが多いのです。車輌のご紹介に進む前に先ずは出発案内板をご覧下さい。

日記

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豆2705さん から 「広島通過しますよね」 とコメントいただきましたが、その通りで、午前2時頃に広島駅を通過します)。岡山駅には深夜0時頃に到着しますが、これより西では客扱いはしばらくしなくなります。広島県内は全駅通過でした。

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新大阪で列車の入線を撮影したものです。始発駅ですのでゆっくりと入線して来ます。ゴーという電気機関車の冷却ファンの音が近づいて参りました。 ktdktdさん から 「高感度でこんなにきれいに撮れるんですね」 というコメントを頂きましたが、実は高感度ではありません。ISO100で撮影しています。明るい絵にするために、長くシャッターを開放して撮影しています(こういう技法をスローシャッターと云います)。ちなみにこの画像は1秒の露光時間にして見ました。

日記

新大阪停車中のムーンライト九州の編成です。

日記

肉眼に近い露出にして見ました。大雑把に編成を解説しますと、先頭の電気機関車はEF65です。この機関車で途中の下関駅まで進みます。その後は機関車を付け替えるのです。後に妙に塗装の客車が繋がっていますが、これは14系客車の改造版です。昔は臨時列車のシュプール号に使われていたそうですが、今はどのように使われているかよく分かりません。ムーンライト九州だけかも知れないですねえ。

日記

今度は編成最後尾です。こんな形になっているのです。名鉄のパノラマカーに何となく似ていますけど、この車輌もやはり14系客車なのです。何故かこのような展望席みたいな談話室が設けられていました。

日記

所属表示です。「京キト」でした。

日記

客室の様子です。この編成はモノクラスのようで、グリーン車は見当たりませんでした。座席は普通のもののように見えますが…。

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夜行臨時特急専用の車輌として使われていたためにこのように背もたれがバターンと倒れます。たしか鉄子のなかでは「ニョローン」と表現されていたような気がしますけど…。快適でした。

日記

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元スキー専用列車だけあって、このようなスペースも設けられていました。

日記

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最後は便所です。更新されていないような気がします…。

次回もこの列車のレポートを続けます。

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Last updated  2006/09/29 10:05:47 PM コメント(12) | コメントを書く


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