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カテゴリ: シネマ感想:は行

前からちょっと気になっていたこの映画、やっぱり気になるのでチェックしておこう・・・ということでレンタル。麻生久美子が出演しているイラン映画です。図書館で、麻生久美子さんが書いたイランの旅行記も読みました。

日本との合作みたいだし、DVDパッケージや予告編で麻生久美子がドーンと出ているから、ヒロインの視点で描いた恋愛映画かと思ったら・・・騙された・・・。ものすごいアートな淡々とした映画で、睡魔に襲われること必至! ドリエル(睡眠薬)といい勝負かも。

有力者の娘と貧乏だがインテリの青年が出会う→詩を通じて心を寄せ合う→心を寄せ合ったことがバレて無理矢理引き離される→切ない中東版ロミオとジュリエット・・・という感じを期待しちゃってたけど、そうでもなかったような・・・。

まず麻生久美子は最初くらいしか出番がなくって、あとは一瞬ちょっとしたシーンで写るくらい。日本人キャストは一人だけなんだけど、イラン人の娘という設定 だし、もうこれは人種を無視してくれという世界観なのだな、と思ったら「チベットに行っていた」というセリフが。チベットとイランのハーフ設定らしいです。

主 人公のハーフェズ(コーランを暗記して諳んじる職業なんだとか。俳優はガエル・ガルシア・ベルナル風の濃いイケメンだが、なんか暗そう)が、恋しちゃいけない麻 生久美子に恋してしまったミソギの為、地方を彷徨うというのがメインの話。で、ハーフェズは鏡を持っていて、旅の途中で7人の処女を見付け、彼女たちの願 いを叶えた後、彼女達に鏡を洗ってもらわなければならないという縛りもあったりする(7人の処女をコンプリートすると願いが叶うとかいうイランのおまじないみたいなものらしい)。

ある処女からは鏡を拭く代わりにパンを500枚焼くようにと頼まれたりして、ハーフェズは頑張ってパンを焼くのですが、パンが誰 かに取られてしまいます。「きっと、パンは本来配られるべきとろこに行ってしまったのでしょう」と処女は許してくれるのですが、なんだか異国のおとぎ話のような感じですね。

ところが麻生久美子の夫(親に決められて結婚した相手)が途中でハーフェズを追いかけて来て、なぜかその夫も放浪。途中でハーフェ ズと夫がごっちゃになってしまい(両方とも濃い顔だから区別つかなくて)、あれ?今放浪しているこの彼は一体どっちなんだっけ?と混乱してしまいました。

そ れに、ハーフェズと麻生さんは禁断の恋しちゃったから引き離されちゃったんだけど、二人の気持ちが見ていてよく分からなかったというか、伝わりにくかった。現代日本に生きる私から 見ると、普通にちょっと喋っただけじゃん?って思うけど、イスラム世界では壁を隔てた環境で、視線を合わせて会話した時点でもうアウトなんだろうか・・・ 麻生さんが箱入り娘っていう設定もあるけど、 厳しい~!!!

この視線を合わせてしまう場面は、もうちょっと「 あああ~っ 」って、「 ジャー ン!もう恋に落ちてしまうしかない運命の二人なんですよ! 」って感じにして、観客の心をかき立てる感じだったら、後半にひたすら放浪するハーフェズへの感情移入が出来たん じゃないかなあって思うのだけど・・・ 鈍くてごめん。

そんな感じですが、私が考える所のエキゾチックなアラブ世界の風景は結構堪能できました。誰もいない砂漠に家がポツン・・・側にヤギを連れた子供、荒涼と吹く風、みたいな。麻生久美子や小さい女の子が着ていた刺繍の入った民族衣装も可愛 かったし(イランの女性は、髪の毛はちょっと見えてても大丈夫なのね)。ストーリー的にはガッツリ共感出来なかったけど、旅情と郷愁をかき立てる映像は素晴ら しく、中東ア↑コガレが芽生えた一本でした。






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Last updated  2014.12.24 02:24:55コメント(0) | コメントを書く


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