あいうえおより123

あいうえおより123

~小学校 障害児学級~



 障害児学級では、普通学級と同じような授業を受けることはありません。
 社会に出て自立して生活していけることを最優先させている学級でした。
 お買い物や交通機関の使い方、人との関わり方を教えていただきました。。
 ・・・先生によっては考え方が違うこともあるので、確認が必要かも。
 自分勉強という個々に勉強する時間もあります。
 教科書は、普通学級と同じ物を渡されます。
 宿題は、希望すれば出してもらえます。
 家では、ベネッセのチャレンジで勉強させました。
 プリントは以前から好きな子でした。
 一人で集中して勉強することが好きな子のようでした。

 ・・・チビには「普通の子とは反対に、学校で遊んで、家で勉強する」ことを教えました。
 ・・・「学校で、お友達と仲良く遊ぶことを覚えてきてね」と言いました。


 同じ教室には、文章を一度見ただけで暗記してしまう子や、難しい漢字を
 黙々と書き続ける子、走るのが速くて普通学級の子と一緒にリレーができ
 る子がいました。
 チビは、いつもきちんとあいさつをしてくれるお兄さんやいつもニコニコ
 している子、ポケモンの話を聞いてくれる子が大好きでした。

 ここの小学校には、小さな畑があって、障害児学級の分もありました。
 夏休み前に、育てたピーマンを持ち帰ったこともありました。

 肺炎で長くお休みした時期がありました。
 障害児学級のみんなが一枚ずつ励ましの言葉を書いてくれた冊子は、
 今でも大事な宝物になってます。

 ~2年生まで~

 障害児学級に相談に行ったとき「怒りません」と言われました。
 普通学級で受けたストレスを考えてのことだと思いました。
 母は「学校のルールだけは教えてください」と言いました。

 ・・・学校に行きたくないと言っていたのが嘘のように、はりきって登校するようになりました。
 でも、落ち着いて教室にいられる子では無いので、脱走も何度かありました。
 たまたま、知り合いの6年生(普通学級)に会ったときは、抱きしめてもらったりしていたようです。。
 男の子同士です。それでも、落ち着くようでした。
 ただ、、校内で、この子に声をかけられても返事ができませんでした。
 本人は「気が付かなかった」のだそうです。。ごめんね。

 自分から状況を話せるようになってくると「同じ教室にいる子の歌声や口笛が嫌だ」
 と言うようになりました。
 障害児学級では「しずかなへや」という隣の教室を用意してくれました。

 学校に行くとき、マンホールを数えながら通っていた時期もありました。
 下水道に興味があったようなので、下水道博物館に連れて行ったこともありました。

 「あり」と「だんごむし」と葉っぱが大好きでした。
 ちょっと早めに九九を覚えました。

 2年生。。
 こどもチャレンジの「がんばれ!2年生」を意識して、少しがんばる気持ちになりました。
 この頃から、NHK教育の番組を録画して見せるようになりました。
 こういう番組は、学校で勉強できない子にとって、とてもありがたい物です。

 転入生も来ました。
 気の合う子と気が合わない子、極端な男の子2人でした。
 一緒に遊ぶようになって、気が合わない子とは揉め事がよくありました。
 それでも、一緒に遊んでいたようです。

 割り算を少し覚えました。
 正の数と負の数もお姉ちゃんに教えてもらっていました。
 酸素と二酸化炭素、地球温暖化、エコ、、に興味を持つようになりました。
 マンガやゲームの攻略本を読むようになりました。
 だじゃれに、はまりました。。

 小学校で行われるスポーツクラブに参加しました。
 土・日に、ボランティアでボール遊びを教えてくれる方々がいました。
 障害児OKという、とてもありがたいスポーツクラブでした。
 母が付き添って、通っていました。
 基本的に、他の地区の小中学校に通っている子は、参加できないのですが、
 ときどき、お姉ちゃんも、特別に参加させてもらってました。。
 自分の思い通りにならないと、泣き崩れることがありましたが、
 なぜか、お姉ちゃんが一緒の時は、がんばっていました。

ボールクラブ学芸会(2年生)
スポーツクラブ 学芸会(障害児学級の子たちと一緒に♪)



運動会(2年生)運動会(2年生)2
運動会









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