味くんの家族再生支援日記

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2008/01/09

DV法が改正され数日中に施行されます。今回も分離罰側強化だけで、加害者に対する脱暴力の働きかけはまたしても無視されました。

法律をつくり改正してきた人たちはほんとにDVをなくそうと考えているのか、加害者を罰したいだけなのか、罰則でDVを防止できると本気で信じているのか、私にはよーわからんです。加害者が脱暴力化していくには、それなりに必要な支援があります。それを考えず、分離罰則を強化するだけでは、DVは終わらないばかりか、ますます、陰湿化粗暴化していくことになると危惧します。

私に関わる加害者と言われる人たちはその少なくない数が少しずつ着実に脱暴力化していくし、価値観やライフスタイルも変えていきます。もちろん、変わらない人も中にはいますが、被害者支援で言われるような、ほとんど変わらないとか、有効性数％ということはあり得ません。

どんな加害者と言われる人に対しても可能性がある限り脱暴力の働きかけはあきらめません。けれど、加害者が脱暴力化しない場合の被害者の保護に関して、手をこまねいている訳ではありません。

加害者に対する法的強制的対応を利用することを被害者に勧めることもありますし、被害者の保護に動く事も少なくありません。

今朝も朝早くにそういう動きがありました。夜更かししている身には早朝の仕事はきつかったです。けれど、当事者はもっともっと不安だし、大変ですからねえ、当事者の支援をする以上、無責任な対応はできませんよねぇ。

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