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孤独でも生きられれる...曽野綾子著作/イースト・プレス
3.「運命」より、自問自答
もちろん、私たちは病気にはかからないほうがいいし、暑い日はエアコンがあったほうがいいけれども、原則は居心地の悪い世界がこの世であって、それを堪えるときに人間になるんだということを忘れてはいけないのですね。 【人はみな『愛』を語る】
私は何かと居心地のいいところを求めさまよっているように思う。もし安易に居心地の良い環境にいられるのなら、人は努力をしなくなり、生きる目標を失うことになるのだろう。今日も、明日も、明後日も、さらなる居心地のいいところを求めて…そして人として成長でいるのかな。
辛抱強く見守ることが、すべての事を成功させる秘訣らしい。 【社長の顔が見たい】
辛抱強く見守ること…今の私に必要なことだ。子育ても、なにかとすぐに先回りや手助けをしたくなってしまう。我慢我慢。私が思っているよりも、子供はちゃんと成長し、しっかりしているものだ。闘病生活にも言える。病気が今日にでも、明日にでも治ってしまわないかと切実に願うが、実際はそうもいかず、これも辛抱強く、上手に病気と付き合いながら、自分のペースを自覚して、自分らしい生活を送ることに意味があるのだろう。
私はすべての生活は過酷だと思っている。そのあって当然の過酷を正視し、過酷に堪えるのが人生だと、一度認識すれば、すべてのことが楽になる。感謝も溢れる。人も助けようと思う。自分の人生を他人と比べなくなる。 【社長の顔が見たい】
そう思うようになれれば、きっと、救われる。一番過酷だと思うときは、どうして自分だけが…と物事を自分中心に考えてしまい、他人のことが目に入らない。でも、どうにも成らないと気付いたとき、少しずつ周りが見え、他人の過酷さを知ると、自分が抱えている物が、だんだんと小さくなってくる。そう思えたらもう大丈夫。人の好意も素直に受け取り、人にも優しくなれる。そして自分を受け止め、周りを気にしないで生きていく強さを持つことができるのだろう。私の未来予想図だ。
