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今朝、いつもの時間に集団登校の集合場所へ行くと
この場所は、かなり昔から空き地になっていて、門は閉まっているものの、そこから見える景色は…草草草。雑草だらけである。門をはみ出る勢いで草が生い茂っているのだ。
そろそろ蚊の気になる季節なので、
虫除けスプレーしなきゃぁと辺りを伺っていると…
あらぁ~
とても、いいものを見つけてしまったのだ
それは、他の雑草たちと仲良く門からはみ出しているのだった
「しょうやん、そこに七夕の飾り付けにピッタリの笹の葉があるよ」
私の視線の先を追いかけるしょうやん。
「あっ、本当だ」
「ほんのチョッとだけ、貰っていっちゃおうか」
「うん、うん、そうしよう」
二人は、辺りを見渡し誰も見ていないことをいいことに、伸び放題の笹の枝先をほんの少しだけ、もぎ取ってしまったのだ。
いつもなら、かわいい花を見つけて、じ~っと見つめている私にしょうやんが言うことは
「かわいいからって、お花を摘んだら駄目だからね そこに咲いているから生き生きしてるんだよ」
でも、七夕というイベントがあると、話は違うらしい
しょうやんは、もぎ取った笹の葉を嬉しそうに眺めているのだが、突然その笹の葉をもともとあった場所付近の笹の葉の中に差込み、小声で
「帰るときに、忘れずに持って帰ってね」と
お友達が角を曲がって来るのが見えたのだ。自分は何事もなかったように、いつものようおにお友達に手を振っているのだ。
ずるいぞぉ 私一人に罪を押し付けてしまおうなんて
そうこうするうちに、あっという間に6人が勢ぞろいして、学校に向かって1列に並んで出発した。
子供たちの姿が見えなくなるまで、いつも話をしながら見送る母達。
今日も、世間話などをしながらお見送りをして解散と…それぞれの方向に散らばるのだが、私だけが笹の群れに向かい、笹の枝をバサバサと手で掻き分けるので、当然一同は何事かという目で私を見るのである
私はガザガザやりながら、事情を説明していると、足元に例の笹の枝がバサッと落ちてきたのだ。
一同、ほっとして、それではまた明日と何事もなかったかのように、いつものように解散したのだ。
途中までは、二人のお母さんと一緒なのだが、二人ともプラスチックの笹の葉をお店で購入して、七夕飾りをしたのだと…。
そうだよね、そうだよね
それでもすぐに気を取り直してしまう私
折り紙を用意して、裏切り者のしょうやんの帰りを待つのだ。
そして完成

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