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今日は週に1度のスイミングスクール、しかも進級テストの日だった。
学校から帰るなり、トイレに入りなかなか出てこない。
スイミングの日はいつもそうだ。もともと運動不足を心配した私と主人が、半ば無理やり?させたお稽古事なのだ。
恐らく気乗りしないのだろう。今、クロールを習っているのだ。一応、25m泳げるようになったのだが、フォームが悪く、なかなか合格点をもらえないのだ。今日のテストで8回目。入れ替わりの激しい中、8ヶ月も同じ級に留まっているのだ。子供といえども、そんな状況は耐え難いものなのだと思う。
トイレからなかなか出てこないしょうやんに、
「スイミングの時間だよ」
声をかけると、渋々ドアを開けて出てくるのだが、その表情は明らかに『行きたくないよ~』と。
それでも、水着に着替えて支度をするしょうやん。偉いぞ!と心の中で褒めるのだが、
しょうやん自身も葛藤していたのだろう。持って行きようのない思いをスイミングスクールのバッグに八つ当たりをするのだ。バッグをパンチしたり、蹴飛ばしたり。
(そうだよね~、行きたくないんだよね~。)
「どうせ試験やっても受からないさ!」と愚痴をこぼし始めるのだ。
(その気持ち、わかるさぁ~。)
けれども私の口から出る言葉は
「やる前から、諦めてしまうの!だったら、もうスイミング、辞めたらいいさ!」
口調も強いが、顔も怖い顔をしていたに違いない。
そして、そういうと絶対に辞めないことを知っている私。
しょうやんは、進級テストを受けた。
そして、進級はまた、お預けとなってしまったのだが、
「スイミングも、体操も、そろばんも続けたい!」
しょうやんが私に言った。
今日は、家庭学習用のプリントを自ら進んでやっていた。
運動不足で基礎体力をつけさせたくて、ただそればかりを願ってスイミングに行かせているのだが、進級テストという壁が立ちふさがり、なかなか上手くいかないものである。
いつの間にか、私自身がしょうやんに期待をかけて、それがプレッシャーになっているんだろう。
親というものは勝手だなぁ…とあらためて思うのだ。