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おととい、健康診断に行ってきました。
健康診断を受けるのは6年ぶり?_
この病気になって以来初めてです。
だって定期的に検査してもらっているようなものなので、主人の会社の保険組合で受けられる健康診断なんて不要かなって思っていたのですが、友達との話題が最近、健康に関する内容が増え、健診しといた方がいいよって、口を揃えて言うもんだから(別に私にそう言っているわけでわなく、そういう話題の輪の中にいるというだけなのですが)
よし、私も健診に行ってみよう!というノリで行ってきました。
そして、すぐに後悔するのでした。
健診センターの受付までは、普通に接してくれるのですが、身体計測に入る前に、問診表をさっと目を通す看護師さん。問診表には今かかっている病気や飲んでいる薬を確認する項目があるのですが、私の病名を見て
「勉強不足ですみません、これはどんな病気なのですか?」
と。
私自信、よくわからないし、細かく説明するのも面倒なので
「膠原病の仲間で、単多発神経炎・血管炎とか末梢神経の欠落が始まり・・・でも私も詳しいことは、わかりません」と。
看護師さんは、わかったような、わからないよう面持ちで、うなづくのでした。
一通りの検査が終わったところで、医師による問診が行われたのですが
名前を呼ばれて入るや否や、なんとも能天気な質問をしてくるのでした。
「最近体調はどうですか? 健康のことで何か心配事とかありますか?」
私はこの質問に、どう答えていいのかと一瞬固まってしまうのでした。
この医師は、まだ問診表の裏を見ていないで会話を始めてしまったようなのです。
私は一呼吸おいて、そうですね、5年前に病気にかかり、今も通院中ですので、おそらく良いとは言えないのでしょうが、この状態にも慣れてしまって、気持ちはとても元気で、余計な心配はストレスになるだけなので・・・大丈夫です。
私の言葉をきいて、はっとしたように医師はカルテの裏側を見るのでした。表情は一瞬にして変わるのですが、問診表に書いた病名が医師の口から出ることはなく、かわりに
「どんな症状で、この病気に気づかれたのですか?」という質問でした。
「症状が出始めたのは猛暑なのに、異様に手足が冷え、だんだんと痺れ伴う痛みに変わりました。そして、一週間おきに左右どちらかの手足の甲や指先の一本ずつ痛い場所が増え、握力がなくなり、自由に動かなくなりました。」
「それでどのような治療をしたのですか?」
「ステロイドを大量に投与しました」
「そうですか・・・今もステロイドを飲んでいるのですか?」
(・・・問診表に書いてあるし、薬だって持参して、看護師さんがチェックしていたのに)
なのですが、きちんと質問には答えてきました。
医師はただただ、うなづきながら、それでもどのように接していいのか、わからないようでした。
こんな場面は、主治医がいる病院以外の医療機関や、ドラッグストアーでもよくあることでしたが、最近は、主治医のいる病院以外に行かなくなったので、そんな戸惑いを相手に与えてしまうのは久しぶりでした。
そして思うことは、私は相変わらず、難病患者だったんですね・・ということです。
近頃では、自分の思うがままに行動できているので、難病意識がなくなりつつある私です。ただ唯一、難病者だと感じるときは、通院の後の薬局で、処方箋を受け取る時くらい。あのときだけは、大量の薬を持ち帰えるので、薬剤師さんも、薬局で薬の出来上がりを待つ患者さんたちからも、私のことを「大変な病気を抱えている人」という視線を感じるのです。なのでとりあえず、私も神妙な面持ちで、すごい病人を演じてしまうのですが、一歩薬局を出たら、鼻歌唄って、車に乗り込む私。
そして、つくづく思うのは、私は主治医(かっこいい女医さん)、あなたが一番♪
言葉は少ないけれど、私のことを真正面から見てくれて、前向きで、難病が特別な病気であるという印象を受けないのです。
至ってあっさりとした関係の、医師と患者ですが、この関係がとても居心地がいいんだなぁ・・・と実感する私です。