『一緒にいてくれる?』

『一緒にいてくれる?』

2006年11月08日
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カテゴリ: 彼と茜
今日の彼は遅番。

一緒にお昼ごはんを食べたあとにコーヒーを飲みながら録画してた「僕の歩く道」を見てました。
結婚パーティのシーンがやってた。

すると
「あ、そうそう。12月○日に後輩の結婚式の二次会やるって」と彼が言った。
「ふーん」
と返事して少しした後、彼は何も言わないので
「…それって私も行くの?」
と聞いたら「うん」と言った。



「12月には籍を入れようね」って言った。

「え?!」
思わず顔を見てしまった。
彼はちょっと照れくさそうな顔してた。
「ほんとに?」
「うん、大安とか日がいい日を調べておいてください」

「私が調べるのかよぅ」
とでも言っておかないと泣きそうだったので頑張ってごまかしました。


もし年内に彼が何も言い出さなかったら、彼の準備ができるまでずっと待つよと言おうと思っていた。
だから…すごく嬉しいです!


************




めったに彼は大事なことを口にしない彼は、そういう人なんだろうなと最近思った。
私の母の前で私の事を「大切にします」と言った言葉は、変わらずにちゃんと実行してくれている。

言葉が少ないからといって、その言葉の鮮度がおちることはないんだね。
日にちが経ったからもう一度言ってもらってまた信じる、って作業は無意味なものだったんだ。
強く信じていればいいだけの事だったんだ。



誰かよりいい服を着ていい家に住むとか、
誰かより早く子供を産むこととか?…

刺激の無い平穏な毎日が退屈で、たまに刺激が欲しくなる。
結婚したって、いつでも好きなときに離婚して終わりにすることができる。

それでどうする?
だから?

今までの自分の経験が足枷。
そう思ってた。

そうじゃない。
これから先の未来は自分でまた作っていける。
色々怖いけど、彼がいるからだいじょうぶだ。

頼って暮らして、
そんな彼が突然死んでしまったりしたらどうしよう、って不安になるけど、
ずっと忘れずに生きていけばいいだけの話。
悲しみは乗り越えられるものだって私は知っている。
そうやって、経験を活かしていこうと思う。


遅かれ早かれ死と言う別れは必ず来る。
彼とだけじゃなく、今いる知っている人全員に対しても。
自ら選ぶ別れと違って、どう頑張っても抗えない別れ。
絶対に変える事の出来ない別れ。

その瞬間まで、精一杯大切な人を大切にしていけたらそれが幸せなんじゃないかなと思いました。

大切な人が生きている事に感謝して、
してあげられることを精一杯してあげよう。
たまには、休憩させてくれるみたいだし。
疲れることはないだろう。


生きている限り、何度でも幸せになることを私は願う。
情けない自分を心の中で何度でも殺し、いくつもいくつも墓を作って忘れない。
その数だけ自分は強くなったのだと信じたい。


私を受け止めてくれる彼がいる。
それまでのつらかったことは、それですべて報われる。

あきらめずに探してよかった。






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Last updated  2006年11月08日 16時39分45秒
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