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多くの日本人が必ず義務教育の中で一度は教わってきたであろう十七条の憲法、それと共にそこに必ず登場する聖徳太子は一昔前の世代の人間なら誰でも知っている事であります。
"和を以って貴しとなせり"という第一条から始まるこの憲法を目の当りにする時、いつも思うのが治世者というものが如何に国を治めるという事に手を焼いていたかと言うことであります。
ある意味この憲法は国王の憲法であり、この時代になぜこんなものを引っ張り出して来るのかと怪訝に感ずる人もおありだろうけれども、どんな時代(君主制、封建制、幕藩体制、軍国制、立憲制)にも治世者は同じ矛盾に悩まされ続けるという事を表している良い事例として存在するからであります。
民主主義の時代になっても、果たして本当の民主主義は訪れず、裏なる権力者達によって偽物の民主主義を押し付けられた日本国民は今再び立憲君主制への道へ引きずり込まれようとしています。
豊臣秀吉のお陰で日本は一般人が武器を持たないという常識が出来た、私が彼を評価する唯一の功績(刀狩令)は、今日の日本人の常識(日本の市民は武器を所持しない)の中に生き続いています。
平和な世界を築くのにヒーローは要らない、ヒーローは決して人の下に立つのではなく必ず人の上に立つからである。
十七条の憲法の第四条では今一番注目すべき事が言われています。
一節に(上礼びなきときは、下斉ほらず)、かみいやびなきときは、しもととのほらずと読み、上の者が礼儀を失する時は、下の者達もまとまらない(言う事を聞かない)という意味で官僚、権力者を戒めています。
然るに、今日の日本はこの言葉をしっかりと噛み締めてみる時が来ているのではないかと感ずる事が余りに多過ぎる社会になっております。
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