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先日、NHKのテレビ番組"週間こどものニュース"で
池上彰氏が国連憲章の敵国条項について語っておら
れたらしい。
国連憲章によれば、敵国とは、日本、ドイツ、イタリア
ハンガリー、ルーマニア、フィンランド、ブルガリアが
これに該当するらしい(あくまでも日本政府の見解)。
このことには色々異論もあるようだが、憲章の条文
には、敵国が明文化されていないため、あくまでも
第二次世界大戦で連合国と敵対した国として認識
されている。
私の世代なら、日本、ドイツ、イタリアはこれを免れ
る事は出来ないと判断するだろうが、イタリアは終
戦前に降伏し、日独に宣戦布告をしたからこれに当
らないと解釈する向きもあるらしい。
もう子供の喧嘩のような有様である。
1995年には、死文化したこの条項を廃止、削除す
べしとの観点から、日本、ドイツから提出された決議
案が国連総会で反対票0で可決されたのだが、日本
の憲法同様、憲章の条文を削除、改正するには膨大
な手続き(加盟国2/3以上の各国政府が批准する事)
が必要なため、現在も死文化したとは言え生きている
のである。
我々戦争を体験していない世代でも、日本、ドイツ、イ
タリアの名が並立して登場する時は、何か後ろめたい
世界に対して卑屈になる気持が、今でも存在している。
それ程までに、太平洋戦争は日本国民に大きなダメー
ジを与えているのである。
今般、亡くなられた田英夫氏など、戦争に加わった方
々が、その体験から、戦争反対、戦争の語り部として
戦争の無意味さを説いて来られたが、彼らの言う通り
日本は大政翼賛会の如く、再び戦争に加担出来る国
として歩こうと企てている。
或る意味、日本が世界の敵国として負い目を背負って
生きた時代は終ろうとしている。
然しながら、日本が再び世界に御して立とうとすれば
再びあの忌まわしい戦禍を被る危険を秘めていると
言えるだろう。
青少年の皆様、戦争は足音を立ててやって来るもの
では無く、知らず知らずの内に引き込まれる詐欺の
如きものだという事を肝に銘じて認識して頂きたいと
思います。
ゴールの無い道標・・・!!! 2010.09.07
円安と国民の幸福・・・!!! 2010.09.06
退院しました・・・。 2010.09.06