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クリント・イーストウッチ-

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2009.11.17
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カテゴリ: 仏の心

先日、NHKのテレビ番組"週間こどものニュース"で

池上彰氏が国連憲章の敵国条項について語っておら

れたらしい。

国連憲章によれば、敵国とは、日本、ドイツ、イタリア

ハンガリー、ルーマニア、フィンランド、ブルガリアが

これに該当するらしい(あくまでも日本政府の見解)。

このことには色々異論もあるようだが、憲章の条文

には、敵国が明文化されていないため、あくまでも

第二次世界大戦で連合国と敵対した国として認識

されている。

私の世代なら、日本、ドイツ、イタリアはこれを免れ

る事は出来ないと判断するだろうが、イタリアは終

戦前に降伏し、日独に宣戦布告をしたからこれに当

らないと解釈する向きもあるらしい。

もう子供の喧嘩のような有様である。

1995年には、死文化したこの条項を廃止、削除す

べしとの観点から、日本、ドイツから提出された決議

案が国連総会で反対票0で可決されたのだが、日本

の憲法同様、憲章の条文を削除、改正するには膨大

な手続き(加盟国2/3以上の各国政府が批准する事)

が必要なため、現在も死文化したとは言え生きている

のである。

我々戦争を体験していない世代でも、日本、ドイツ、イ

タリアの名が並立して登場する時は、何か後ろめたい

世界に対して卑屈になる気持が、今でも存在している。

それ程までに、太平洋戦争は日本国民に大きなダメー

ジを与えているのである。

今般、亡くなられた田英夫氏など、戦争に加わった方

々が、その体験から、戦争反対、戦争の語り部として

戦争の無意味さを説いて来られたが、彼らの言う通り

日本は大政翼賛会の如く、再び戦争に加担出来る国

として歩こうと企てている。

或る意味、日本が世界の敵国として負い目を背負って

生きた時代は終ろうとしている。

然しながら、日本が再び世界に御して立とうとすれば

再びあの忌まわしい戦禍を被る危険を秘めていると

言えるだろう。

青少年の皆様、戦争は足音を立ててやって来るもの

では無く、知らず知らずの内に引き込まれる詐欺の

如きものだという事を肝に銘じて認識して頂きたいと

思います。

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Last updated  2009.11.17 19:33:02
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