詩と映画と日記

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男が女を愛する時

キャスト
アンディ・ガルシア(Michel Green)
メグ・ライアン(Alice Green)
エレン・バースティン(Emily)
ティナ・マジョリーノ(Jess Green)
メイ・ホットマン(Casey Green)

監督
ルイス・マンドーキ


『男が女を愛する時』

メグ・ライアンはいつに変らず
表情が愛らしく

アンディ・ガルシアのハンサムぶりも最高で
この美男美女のふたりには
気持よく見とれてしまいますが

格好いいパイロットの夫と可愛い子供に恵まれ
傍目には何の不足も見えない
しあわせの典型のようなふたりに
大きな落とし穴がありました


妻のアリスは日々お酒に溺れていきます

そして夫の献身的な努力と愛情も情けないことに
却ってアリスにはストレスの元になるのでした

彼女の中に潜む謂われない劣等感のようなものを
感じました

幸せな筈の結婚によって
ふたりの活き活きとした良いものが
安定と引換えに淀んでいき失われていきます

結婚とはなんなのだろう?と考えさせられます

この題名は内容を表わしておらず
ちょっとセンスがないなと思いますが

メグ・ライアンの演技は珍しく
重く真摯でした


一見の価値ありと思います



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