詩と映画と日記

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白鳥



『白 鳥』

監督
チャールズ・ヴィダー

キャスト
グレイス・ケリー(アレクサンドラ)
アレック・ギネス(アルバート)
ルイ・ジュールダン(ニコラス)
アグネス・ムーアヘッド(王妃)







透きとおるような気品のある美しさ
さすが上流階級のお嬢様らしい
まれに見る優雅な身のこなし

大好きな女優グレイス・ケリーが
モナコ公国の王妃と決まる前に
奇しくも製作された
極め付きにロマンチックな映画です

20世紀のはじめの頃
ある国の皇太子(アレック・ギネス)は
お妃を選ぶためにあちらこちらと
姫君を訪ねる旅に出ました

そしてアレクサンドラ(グレイス・ケリー)の
お城にもやってきたのです

アレクサンドラの母は、
はやくから娘を王妃にと熱望していました

てんやわんやの大掃除と支度をして
皇太子の到着を待ちましたが

若いふたりの仲は
どうもしっくりとはいきません

母は作戦を練りました
ハンサムな家庭教師を当て馬にしたのです


報われない初恋に涙するアレクサンドラに
身分の持つ責任を教えた
皇太子の言葉が印象に残っています

「貴女は白鳥として生まれた
どんな時にも気高く頭をもたげて生きるのです」


そしてアレクサンドラは皇太子に
手を差し出したのでした




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