詩と映画と日記

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麗しのサブリナ


麗しのサブリナ

監督

ビリー・ワイルダー

キャスト
オードリー・ヘップバーン
ハンフリー・ボガート
ウィリアム・ホールデン
マーサ・ハイヤー






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ニューヨークから50kのところに
大富豪のお屋敷がありました
このララビー家の

庭には庭師
ボートにはボート係
池には金魚の係が居りました
イギリスから
ロールス・ロイスと共にやってきた
運転手も居りました

家族は両親と息子がふたり
兄は堅物のライナス(ハンフリー・ボガード)
シャレ者の弟はディビッド(ウイリアム・ホールデン)

庭の木の枝に登って
華やかに催されるパーテイを
そっとのぞき見ているのは
運転手の娘のサブリナです(オードリー・ヘップバーン)

「月に手をのばすな」
と父に言われても諦めきれず
ディビットに思いを寄せていますが

彼を忘れるために
明日はパリに出発することになっています

けれども諦めきれない彼女は
父に遺書の手紙を書いて

車庫の扉を閉め
8台の車のエンジンをかけます
一酸化炭素中毒の自殺をするつもりです
・・・・・・


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『ローマの休日』でトップ女優に躍り出た
オードリー・ヘップバーンの次の作品でした

サブリナの憧れのプレィ・ボーイのデビッドは
「第17捕虜収容所」「喝采」「慕情」「ピクニック」などで
当時人気抜群だったウィリアム・ホールデンです

仕事一辺倒の石頭のララビー家の長男のライナスを
『カサブランカ』『マルタの鷹』『アフリカの女王』の
渋いハンフリー・ボガードが恥ずかしげに演じています

監督は『アパートの鍵貸します 』『お熱いのがお好き』
『 七年目の浮気』等のビリー・ワイルダー ですから
ロマンチックで楽しい映画にならない訳がありません

オードリーは
デビッドには目にも留まらなかった小娘と
パリでセンスを磨き
ジバンシーの衣装に身を包んだ
垢抜けたレディのサブリナを
楽しく演じ分けています

オードリーの妖精のような無邪気な愛らしさと
天性の気品が輝く作品です

病魔に侵されて惜しい若さで亡くなってしまいましたが
オードリー・ヘプバーンはユニセフの親善大使として
最後までめぐまれない子供たちの為に尽くされたと聞いています

私にとっては決して忘れることの出来ない
大好きな映画です
何度も見る楽しみもありますが
やはりはじめて見たときの
ワクワクする楽しさが思い出されます

まだご覧にならない方には
ぜひお勧めです





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