獣医師あきののほほん日記♪        ~神戸にある動物病院からの便り~  

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2008年03月09日
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カテゴリ: 動物病院
今日は午前の診察の後、マイクロチップの講習会に行ってきました。

マイクロチップって知ってます?

マイクロチップとは、動物の個体識別を目的とした器具で、生体適合ガラスで覆われた直径約2mm、長さ約8~13.5mmの円筒形で、それぞれ固有の15桁の数字がICに記録されています。

それを注射器のような埋込器で動物の皮下に埋め込みます。

動物の体に生涯マイクロチップを埋め込むなんてかわいそう、と言われる人もいると思います。

しかし全ては人間のせい。

人間がペットを捨てるから・捨てたペットが期限がくればどんどん処分されていっているから。

年間40万匹前後の犬猫が行政によって殺処分されているそうだ。その7~8割が無責任な飼い主によって持ち込まれた又は捨てられたペットだと言われています。

だから国はマイクロチップを普及させる事によって、捨てられた猫や犬たちがどこの誰に飼われているのかがわかるようにし、捨て犬や捨て猫を防ごうとしているのだと。



心無い人間たちがきちんとペットを終生飼育しないせいで動物達がかわいそうな事になっている。

人間がきちんとペットを終生ちゃんと飼うのならこんな事にはならなかったんだろう。

本末転倒な気もするが、日本のこの状況ではペットへのマイクロチップの埋め込みの推進はしょうがないのかもしれない。







しかし、マイクロチップを埋め込むという事は、他にも役に立つ事があります。

阪神大震災のような自然災害が起こって飼い主とペットが離れ離れになってもマイクロチップが埋め込まれていたら早くに飼い主さんに再会出来るかもしれない。

迷子、逃走したペットも早く飼い主の元に帰れるかもしれない。

事故に遭遇したペットも早くに飼い主さんがわかるかもしれない。

良いように言ったら、あなたの大切なペットの住民登録をしましょうという事らしい。




また、動物園でもマイクロチップは採用されているらしい。

飼育・展示にあたって園内で固体識別するためと、特定危険動物などが園外に逃げた際にわかるようにだそうだ。

確かにペンギンがいっぱいいたらそれぞれの区別は難しいと思う。




いつかこんなSFを見ました。
支配階級の人間が住むエリアと支配される人間が住むエリア(地下?)があって、支配されるエリアの人は認識コードを打ち込まれていて、そのエリアから出ることができないというもので、その支配される人間たちが反乱を起こすのだ。

いつか人間の赤ちゃんが産まれたら、マイクロチップを埋め込まれる時代が来るのかもしれない。
そんな未来になってほしくはないが





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最終更新日  2008年03月09日 22時38分26秒
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