東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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10月1日朝の日記 象さん123さん

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2007.04.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「マリヤの香油注ぎ」

                  マルコの福音書、14章3~11節

 イエスがベタニヤで、ツァラアトに冒された人シモンの家におら
れた時、ひとりの女の人がイエスの頭に香油を注ぎました(3節)。

 この「マリヤの香油注ぎ」は、火曜日の日没後、ユダヤの水曜日
に起きた出来事です。その後、イエスは、木曜日の午後に弟子たち
を遣わして、過越の食事の用意をさせましたが、その時まで、水曜
日はイエスにとって休息の日でした。

一、マリヤの姿

 マリヤは、300デナリ以上(現在の日本円にして数百万円)も
する「高価なナルド油のはいった石膏のつぼ」をあらかじめ用意し
ただけでなく、この日、「そのつぼを割り、イエスの頭に注」ぎま
した(3節)。「埋葬の用意にと」、イエスの「からだに、前もっ
て油を塗っ」たのです(8節)。

 聖書の中には、マリヤがイエスの十字架の死の予告を直接聞いた
という記事はありません。しかし、それをどこかで耳にしたのでし
ょう。イエスは、この女の人は、「わたしの埋葬の用意をしてくれ
たのです」と言われました(マタイ26章12節)。これは、彼女の
心の中の思いを見抜いて語られた言葉ではないでしょうか。

 ともあれマリヤは、弟子たちでさえも信じなかったイエスの死を
信じ、香油を注いで埋葬の用意をしました。それは、「世界中のど
こででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られ
て、この人の記念となる」ほどのことでした(9節)。ここに彼女
のすばらしい信仰と献身の姿を見るのです。

二、弟子たちの姿

 弟子たちはこれを見て、憤慨して「何のために、香油をこんなに
むだにしたのか。この香油なら、300デナリ以上に売れて、貧し
い人たちに施しができたのに」と言って、マリヤを厳しく責めまし
た(4、5節)。ここに彼らの悲しむべき姿が現れています。

 ◇彼らは、マリヤのすばらしい信仰と献身の行為をむだなことに
しか見えませんでした。
 ◇彼らは、自分たちこそ、貧しい人たちを思いやる愛があり、正
しくて賢いと思っていました。イスカリオテ・ユダは、公金を着服
していたので、それを埋合せするという考えがありました(ヨハネ
12章6節)。
 ◇彼らは、埋葬のためにはイエスに対して何もしていないのに、
埋葬のためにりっぱなことをしたマリヤを厳しく責めました。

 その後、ユダにサタンがはいり(ルカ22章3節)、彼は、祭司
長たちのところへ行き、銀貨30枚でイエスを売りました(マタイ
26章15節)。マリヤは、すばらしい信仰と献身の行為をしました
が、弟子たちは、醜態をさらけ出してしまったのです。

三、イエスの姿

 するとイエスは、「そのままにしておきなさい。なぜこの人を困
らせるのですか。わたしのために、りっぱなことをしてくれたので
す」と言われました(6節)。イエスは、マリヤを信任し、弁護し、
賞賛されたのです。

 またイエスは「貧しい人たちは、いつもあなたがたといっしょに
います。それで、あなたがたがしたいときは、いつでも彼らに良い
ことをしてやれます。しかし、わたしは、いつもあなたがたといっ
しょにいるわけではありません。この女の人は、自分にできること
をしたのです」と言われました(7、8節)。

 このようにイエスは、いつでもできる奉仕よりも、その時にしか
できない奉仕を、また人を通しての間接的な奉仕よりも、神への直
接的な奉仕を優先することの大切さとともにその人にできる精一杯
の奉仕をすることの尊さを教えられたのです。

拙著「キリストの生涯の学び」176「マリヤの香油注ぎ」より転載





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Last updated  2007.04.03 23:53:25
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