東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2007.08.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「山上の説教(4)」

                     マタイの福音書、6章19~34節

 イエスは、6章の前半の3つの「敬虔な行為」では、「内側の心
における動機」について教えられました。6章の後半には、「地上
の生活」について記されています。

 イエスは、この「地上の生活」においても「内側の心における動
機」について述べておられます。それは、「敬虔な行為」であれ、
「地上の生活」であれ、神の御前において最も大切なことは、動機
の純粋さであることを私たちに教えるためです。

一、宝の蓄積(19~24節)

 まず地上の生活を送る時に考えることは、富や宝のことです。聖
書は、この宝について次のようなことを教えています(21、24節)。

 ◇私たちが最も大切であると考え、最も尊く価値があると思うも
のは、みな宝です。
 ◇私たちの心をとらえて離さず、私たちの心を奪って夢中にさせ
るものは、みな宝です。
 ◇私たちが当てにして拠り頼むだけでなく、ひれ伏して仕えるも
のは、みな宝です。

 そして宝には、「富」や「世」また「人からの栄誉」などの地上
の宝と、「神」や「神を恐れること」また「神からの栄誉」などの
天上の宝とがあります。

 ですから、この「自分の宝を地上にたくわえるのはやめ」て、
「天にたくわえなさい」とは(19、20節)、「地上の宝」を自分の
宝としてはならず、「天上の宝」を自分の宝にしなさいということ
を教えているのです。

 このようなことが本当にわかる時、私たちは「たよりにならない
富に望みを置かない」で、富や金銭を神と人のために、「惜しまず
に施し、喜んで分け与えるように」なります(第一テモテ6章17、
18節)。

 「目」とは「内側の心における動機」のことです(22節)。「目
が健全」であるとは、天上の宝を宝として動機が純粋であること、
「目が悪」いとは、地上の宝を宝として動機が不純であることを教
えています。私たちの目が健全ならば、全身(言葉や行動また全存
在)が明るい(聖い)が、その目が悪ければ、全身が暗い(罪深い)
のです(22、23節)。

二、衣食の心配(25~33節)

 次に地上の生活を送る時に考えることは、衣食のことです。しか
し神とその神を恐れることを宝とするなら(イザヤ33章6節)、
衣食のことを心配する必要はありません。

 神は、生殺与奪の権を握っておられ(申命記32章39節)、私た
ちは、どんなに「心配したからといって、自分のいのちを少しでも
延ばすこと」はできません(27節)。

 最も大切ないのちが神の御手の中にあるならば、食べ物のことで
心配したり、着物のことで心配したりすることは、無用であるだけ
でなく、信仰の妨げになります(25節)。

 なぜなら、種蒔きもせず、刈り入れもしない空の鳥を養い、野の
草を装ってくださる神は、それらよりも「もっとすぐれたもの」で
ある私たちに、「よくしてくださらないわけが」ないからです(26、
30節)。

 それですから、私たちのなすべきことは、「神の国とその義とを
まず第一に求め」ることです(33節)。これは、前に述べた「目が
健全」であるということと同じです。「そうすれば、それに加えて、
これらのもの(衣食住)はすべて与えられます。」(33節)。

三、明日の心配(34節)

 最後に地上の生活を送る時に考えることは、明日や将来のことで
す。しかし、最も大切ないのちが神の御手の中に守られ、神の国と
その義とをまず第一に求めることによって、その日その日に必要な
すべてのものが与えられるならば、「あすのための心配は無用です」
(34節)。

拙著「キリストの生涯の学び」49「山上の説教(4)」より転載





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Last updated  2007.08.28 23:51:01
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