東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

昭島フリー

昭島フリー

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

10月1日朝の日記 象さん123さん

Comments

聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2008.02.01
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「信仰と固定観念(3)」

                    マルコの福音書、6章1~6節

 先回まで2回に分けて、ナアマンが固定観念にとらわれていたこ
とを学びましたが、イエスの郷里であるナザレの人たちは、イエス
に対して先入観を抱いていました。先入観も一種の固定観念です。
それで、「信仰と固定観念」の3回目は、「信仰と先入観」につい
て考えてみましょう。

 イエスは、ガリラヤ伝道の初期に郷里であるナザレに行かれまし
た。イエスの説教を聞いた郷里の人たちは、初めはイエスをほめま
したが、すぐにイエスを軽蔑しました。そして、「イエスを町の外
に追い出し……丘のがけのふちまで連れて行き、そこから投げ落と
そうとした」のです(ルカ4章29節)。

 しかしイエスは、このようなひどい目に会われながらも、約一年
後にもう一度、郷里であるナザレに行かれました。

一、郷里の人たちの驚き(1、2節)

 イエスは、安息日になったとき、会堂で教え始められました。そ
れを聞いた多くの人々は驚いて言いました(2節)。

 「この人は、こういうことをどこから得たのでしょう。この人に
与えられた知恵や、この人の手で行なわれるこのような力あるわざ
は、いったい何でしょう」(2節)。

 人は、どのような時に驚くでしょうか。様々な場合がありますが、
おもに次の三つです。

 1.人は、恐ろしい目に会う時に驚く。
 2.人は、期待していなかった人が予想外のすばらしいことをし
て感嘆する時に驚く。
 3.人は、期待していた人がその期待に反することをして裏切ら
れたと思う時に驚く。

 郷里の人たちが驚いた理由は、第二番目です。すなわち彼らは、
期待もしていなかった同郷の人であるイエスの知恵のある言葉を聞
き、力あるわざを見た時、それが余りにもすばらしかったので感嘆
したのです。

二、郷里の人たちのつまずき(3、4節)

 ところが郷里の人たちは、イエスに感嘆した直後、「この人は大
工ではありませんか。マリヤの子……ではありませんか」と言って
「イエスにつまず」きました(3節)。なぜ彼らは、つまずいたの
でしょうか。

  1.なれ

 人間関係は、初対面の時は、新鮮なものを感じても、次第になれ
て何も感じなくなり、親しくなりすぎると礼儀を欠くようになり、
最後は侮るようにさえなります。

 2.先入的な心(考え、感じ、願い)

 (1)先入的な考え――前もって抱いている思考で、いわゆる先入
観です。
 (2)先入的な感じ――前もって抱いている感情で、先入感(?)
です。
 (3)先入的な願い――前もって抱いている願望で、先入願(?)
です。

 郷里の人たちは、イエスをよく知っていたので、慣れっこになっ
ていただけでなく、侮るようにさえなっていました。それに加えて、
イエスに対して同郷のよしみから、先入的な考えと感じと願いにと
らわれていたので、それとは違ったイエスの姿を見た時、裏切られ
たと思って、つまずいたのです。

三、郷里の人たちの不信仰(5、6節)

 「イエスは彼らの不信仰に驚かれ」ましたが(6節)、ここに郷
里の人たちの根本的な問題がありました。彼らがイエスに驚嘆して
いる間は、イエスと自分たちとの違いを認めていたのですが、彼ら
の「なれ」と「先入的な心」は、イエスと自分たちとの違いを認め
ることを決して許しませんでした。

 自分たちとは違う偉大な神であられるイエスを信じるのが信仰で
す。これに対して自分たちとは違う偉大な神であられるイエスを認
めず、自分たちと同じ程度(レベル)までイエスを引き降ろすのが
不信仰です。

 「なれ」や「先入的な心」のない人はいないでしょう。信仰は、
それを乗り越えるものですが、不信仰は、かえってそれを助長して
しまうのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.02.02 00:28:08
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: