東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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10月1日朝の日記 象さん123さん

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2008.06.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「父親の資格」

                    サムエル記、第一、2章27~30節

 今日は、6月の第3日曜日、父の日です。それで、父の日に因ん
で大祭司エリの姿から「父親の資格」について学んでみましょう。

一、真の(霊的な)知識を持つこと

 大祭司エリは、ハンナが「心のうちで祈っていたので、くちびる
が動くだけで、その声が聞こえ」ませんでした。それでハンナが酔
っているのではないかと思い、彼女を厳しくとがめました(1章12
~14節)。

 当時の習慣や風潮として、祈祷と言えば音祷であり、黙祷などは
ほとんどなかったのかも知れません。それにしても熱心に祈ってい
る姿を酒に酔っていると勘違いしたエリの霊的な眼識のなさ、霊的
な洞察力のなさは、祭司であるだけに責められるべきことです。

 人間というものは、他の人の欠点はよく見えても、自分の子ども
の悪いところは、親の欲目で案外気がつかないものです。他人であ
るハンナの霊的な状態を正しく見抜くことができなかったエリが自
分の子どもたちの信仰の状態を正しく判断することができなかった
のは、当然かも知れません。

 エリは、人々のうわさや風聞によって子どもたちを叱っています
が(2章23、24節)、人々の風聞を聞くまでもなく、もっと早く手
を打つべきでした。人間の表面や外側ではなく、本質と内側を見極
める霊的な識別力がなかったならば、人々を正しく信仰に導くこと
はできません。

 信仰者の父としてまず要求されることは、広い霊的な知識と深い
洞察力です。それは、物事を正しく見分け、非聖書的、不信仰なも
のを取り除き、聖書的、信仰的なものを受け入れるためです。その
ためには聖書をよく学んで黙想し、感情に左右されない冷静な心が
必要です。人は、感情的になり、頭に血が上ると、物事の見境がつ
かなくなり、正しい判断をすることができなくなるからです。

二、真の(霊的な)愛を持つこと

 主は、エリに「あなたは、わたしよりも自分の息子たちを重んじ
て」と仰せられました(2章29節)。エリは、子どもたちを溺愛し
ました。ここにエリの霊的な眼識のなさ、霊的な洞察力のなさの原
因がありました。なぜなら子どもを溺愛することは、神をさげすみ、
ささげ物を軽くあしらい、自分を肥やすことだからです(2章30、
29節)。

 親は子どもを愛さなければならないことは言うまでもありません。
しかしそれは、エリのような肉的、感情的な愛であってはならず、
霊的な愛でなければなりません。霊的な愛とは、子どもは親の所有
物ではなく、神から授かり、神のみこころを行う神に愛される子ど
もに育てるために神から委託された者として、神の愛によって愛す
るということです。

 子どもは、私たちがほんとうに神を愛しているかどうかを問われ
る試金石です。主は、「わたしよりも息子や娘を愛する者は、わた
しにふさわしい者ではありません」と言われました(マタイ10章
37節)。また「家族の者がその人の敵となります」とも言われまし
た(同10章36節)。これは、私たちの信仰を最も妨げ、私たちを
躓かせて、私たちを神から離れさせるものは、遠くの敵ではなく、
最も近い家族であるという意味であり、信仰と愛の本質を突いた言
葉です。

三、真の(霊的な)権威を持つこと

 主は、エリに「自分の息子たちが、みずからのろいを招くような
ことをしているのを知りながら、彼らを戒めなかった罪のためだ」
と仰せられました(3章13節)。子どもを溺愛した結果は、父とし
ての権威の失墜です。

 エリは、肉的、感情的な愛に溺れたために霊的な識別力を失い、
優柔不断で、意志薄弱な父になり、悪い子どもたちを厳重に戒める
こともできないような権威のない、無力な、不甲斐ない父親になっ
てしまいました。

 権威と強い意志は、何もせずにただ与えられるのではなく、神を
恐れ敬い、何よりも神を愛することを小さなできることから学び、
訓練を受けることによってのみ身に着けることができるものなので
す。





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Last updated  2008.06.15 19:35:22
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