東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2008.11.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「サマリヤの女性(3)」

                     ヨハネの福音書、4章1~42節

 主は、ひとりのサマリヤの女性を救いに導くだけでなく、弟子た
ちに伝道の心構えを教えるためにサマリヤの町に来られました。し
かし主が、サマリヤの町に来られたのは、さらに別な目的がありま
した。

一、ユダヤ人とサマリヤ人の反目

 ホセアの第九年(紀元前七二一年)に、アッシリヤの王はサマリ
ヤを取り、イスラエル人をアッシリヤに捕え移しました(第二列王
記17章6節)。しかし多くのイスラエル人は残留しました。アッ
シリヤの王は、バビロンとそのほかの人々を連れて来て、サマリヤ
の町々に住ませました(同17章24節)。

 この残留したイスラエル人と新しく移って来た異邦人との混血民
族がサマリヤ人です。新しく移って来た異邦人は、サマリヤに偶像
の神を持ち込みました。その後、サマリヤ人は、エルサレムに対抗
してゲリジム山に神殿を建てました(20節)。

 このようにサマリヤ人は、混血民族であり、偶像を礼拝し、また
ゲリジム山に神殿を建てました。このためにユダヤ人はサマリヤ人
を軽蔑し、サマリヤ人はユダヤ人を敵視していました。それで「ユ
ダヤ人はサマリヤ人とつきあいをし」ませんでした(9節)。

 それでユダヤ人がユダヤからガリラヤへ行く時は、中間のサマリ
ヤを避けて、別の道を通ったのです。

二、サマリヤ人を救う神のご計画

 イエスは、これらのことをすべて知っておられたにもかかわらず、
わざわざ「サマリヤを通って行か」れました(4節)。それは、一
回目のところで述べたように、一人のサマリヤの女性を救いに導く
ためであり、また二回目のところで述べたように、弟子たちに伝道
の心構えを教えるためでした。しかしイエスがサマリヤを通って行
かれたのは、もっと大きな目的がありました。それは多くのサマリ
ヤ人を救いに導くためでした。

 イエスは、サマリヤ人を救いに導くために初めは直接、多くのサ
マリヤ人に御言葉を語らず、同じサマリヤ人から白い目で見られ、
後ろ指をさされるような、孤立して、孤独なひとりのサマリヤの女
性を用いられました。

 これは、ユダヤ人に反感を抱いているサマリヤ人を救いに導く最
も賢い方法でした。サマリヤ人のうち多くの者は、この女性を通し
てイエスを信じたのです。

 人々を救おうとされる神のご計画は、地の果ての異邦人にまで及
んでいましたが(使徒1章8節)、ユダヤ人にとって異邦人との間
の隔たりは、あまりにも大きすぎました。それで神は、ユダヤ人と
異邦人の中間に位置を占めているサマリヤ人への伝道を通して、異
邦人伝道の布石を置かれたのです(同8章5節、11章19、20節)。

三、救いを受けたサマリヤ人

 サマリヤの女性は、「来て、見てください。私のしたこと全部を
私に言った人がいるのです。この方がキリストなのでしょうか」と
言って、謙虚にキリストのことを人々にあかししました(29節)。

 その町のサマリヤ人のうち多くの者が「あの方は、私がしたこと
全部を私に言った」と証言したその女性の言葉によってイエスを信
じました(39節)。

 「そして、さらに多くの人々が、イエスのことばによって信じ」
ました(41節)。「しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じな
い」ユダヤ人と比べて、何という大きな違いでしょうか(48節)。

 サマリヤ人は、初めは女性のあかしによって信じ、次にイエスの
言葉を直接聞いて、その信仰が確立したのです(42節)。

拙著「キリストの生涯の学び」29「サマリヤの女性(3)」より転載





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Last updated  2008.11.07 10:03:57
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