東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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10月1日朝の日記 象さん123さん

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2009.07.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「神の恵みの働き」

                   コリント人への手紙、第一、15章10節

 「神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対
するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒た
ちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神
の恵みです」(10節)。

 この節には三回も「神の恵み」という言葉が記されていますが、
この神の恵みは、私たちにどのような働きをするのでしょうか。

一、救いの土台

 パウロは、「私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふ
るう者でした。……私はその罪人のかしらです」(第一テモテ1章
13、15節)と記していますが、このようなパウロが、すばらしい聖
徒に変えられたのは、この神の恵みによるのです。

 神の恵みとは、「受けるに価しない者に注がれる神の計り知れな
い顧み」のことです。罪に罪を重ねた罪人も「ただ神の恵みにより、
キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるの
です」(ローマ3章24節)。

 私たちは、自分の姿を見て「最低、最悪の状態で、神から祝福を
受ける資格は全くない。もうだめだ」と思う時にも、豊かに注がれ
るのが神の恵みです。どんなに罪が深くても、神の恵みの届かない
ところはありません。「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあ
ふれました」とある通りです(同5章20節)。

 神の恵みは、受けるに価しない者に注がれるものですから、私た
ちがどのような状態にあったとしても、神の恵みは、私たちを失望
させることはなく、私たちに救いの希望を与えるのです。 

二、奉仕の動力

 このように神の恵みというものが、受けるに価しない者に注がれ
るとするなら、恵みを受けては堕落し、また恵みを受けては堕落す
るというように、罪人は神の恵みを悪用してしまい、逆効果になる
のではないかと思う人がいるかも知れません。

 そのようになる危険性もあるかも知れません。しかし「罪人のか
しらであった私も、神の計り知れない恵みによって、あのような罪
がすべて赦されたのだ」という体験をした者は、必ずや感謝の念と
感恩の情にあふれて、「我いかにして、その賜えるもろもろの恵み
をエホバに報いんや」(詩篇116篇12節、文語訳)と言わずには
おれないでしょう。

 神の恵みは、私たちが奉仕をしたから与えられるのではありませ
ん。私たちの側で何もしなくても、先に与えられるのが神の恵みで
あり、この神の恵みこそ私たちを神への感謝の念と感恩の情にあふ
れさせて奉仕をさせる原動力となるのです。

三、聖潔(きよめ)の保持

 ジョン・ウェスレーは、きよめられた者への忠告の第一に、誇り
に対する警戒を述べています。人は、物質的なものであれ、精神的
なものであれ、霊的なものであれ、多くの祝福を受けて様々なこと
ができるようになり、色々なものが身に着いてくると、いつのまに
か、最低、最悪で、無一物であった過去の自分の姿を忘れて、高慢
にふるまってしまう危険性があります。

 私たちは現在、豊かな祝福を受けていることにより、過去の貧し
い時には言わなかったであろう贅沢な不平や不満や文句が出てこな
いでしょうか。また今、良い待遇を受けていることにより、昔の貧
しい境遇の時にはなかったであろう優遇されないことによる怒りや
憎しみや不機嫌な心が生じてこないでしょうか。これらのことはみ
な誇りから来ているのです。

 すべては、神の恵みであって、私たちが誇れるものは何もないこ
とを決して忘れてはなりません。神の恵みのみ誇りを取り除いて、
私たちを謙虚にさせ、「聖潔(きよめ)」を保持させるものです。





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Last updated  2009.07.08 10:11:34
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