東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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10月1日朝の日記 象さん123さん

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2009.11.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「サウロの回心」

                         使徒の働き、9章3~9節

 サウロの迫害は、はたから見れば常軌を逸した行動です。しかし
サウロは――イエスが弟子たちに前もって言われたことばのように
――「あなたがた(弟子たち)を殺す者がみな、そうすることで自
分は神に奉仕しているのだと思」っていたのです(ヨハネ16章2
節)。

一、ダマスコへの途中、天からの光に照らされ、天からの声
を聞いたサウロ(3、4節)


 サウロは、主の弟子たちに対する脅かしと殺害の意に燃えて、ダ
マスコへ向かっていました(1、3節)。ところが愛とあわれみに
満ち、しかも教会のかしらであるイエスは、ご自分のからだである
教会を守るとともに、この迫害者を罪から救い、その救いを宣べ伝
える「選びの器」(15節)とするために彼がダマスコに来るのを待
ち構えておられました。

 そのようなことなど何も知らず、激しい怒りに燃えてダマスコの
近くまで来たサウロは、突然、まばゆい光の中で、死からよみがえ
り、栄光を受けられたイエスを目の当たりに見ただけでなく、「サ
ウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をける
のは、あなたにとって痛いことだ」(26章14節)と言われたイエ
スのことばを聞きました。

 このことばを聞いた時、サウロの脳裏にステパノをはじめ多くの
殉教者の顔が浮かんだことでしょう。殉教の死を目前にしながら御
使いの顔のように輝いている彼らの姿を見て、自分の残酷な行為に
疑問を抱き、良心がひどく痛んでも、それを否定し、なおも教会を
迫害したことこそ、「とげのついた棒をける」ことであることに気
がついたのです。

二、天からの声に二つの質問をし、それぞれに応答が与えら
れたサウロ(5、6節)


 サウロは、反射的に、「主よ。あなたはどなたですか」と言いま
した。すると、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである」
というお答えがありました(5節)。

 この出来事は、サウロの考えと人生を方向転換させた驚くべき経
験でした。彼が、からだである教会を迫害したので、教会のかしら
であるイエスが痛いと言われたのです。

 さらに二番目の質問としてサウロは、「主よ。私はどうしたらよ
いのでしょうか」と尋ねています。すると主は、「起きて、ダマス
コに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、
そこで告げられる」と言われたのです(22章10節)。

 「主よ。あなたは、どなたですか」(5節)と、「主よ。私はど
うしたらよいのでしょうか」(22章10節)というふたつのことば
こそ、その後のサウロの生き方を決定づけたものです。パウロは、
一生の間、キリストがどのような方であるのか、そのすばらしさを
知り続け(ピリピ3章8節)、またそのキリストのすばらしさが現
されるためには、どうしたらよいのかを求め続けた人です(同1章
20節)。これはまた私たちの生き方ではないでしょうか。

三、ダマスコへ連れて行かれたが、三日の間、目が見えなか
ったサウロ(7~9節)


 サウロは地面から立ち上がりましたが、何も見えなかったので、
人々に手を引かれて、ダマスコにはいりました(8節)。三日間、
目が見えず、飲み食いもしませんでした(9節)。

 この三日の間にサウロは、自分の身に起こったことを思い巡らし、
考え抜いたにちがいありません。イエスと出会ったことにより教会
を迫害した恐ろしい罪の刑罰を受けるどころか、かえってイエスを
迫害したにもかかわらず罪の赦しを得たことを知り、イエスの愛の
広さ、長さ、高さ、深さに感動し、感激に震えたのではないでしょ
うか。

 そして「人は律法の行いによっては義と認められず、ただキリス
ト・イエスを信じる信仰によって義と認められる、ということを知
った」のです(ガラテヤ2章16節)。

 18世紀の英国の政治家ジョージ・リトルトンは、「聖パウロが
回心して使徒となったことだけでも、正しく考察するなら、それ自
体からキリスト教が神の啓示であることを証明するのに十分な実例
である」と述べていますが、まことにそのとおりです。

拙著「使徒パウロの生涯」3「サウロの回心」より転載





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Last updated  2009.11.23 22:23:16
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