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「スマートの霊的な教え、その2」 2013年9月18日
インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2012年8月3日放映 「キリスト教の信仰」
「スマートの霊的な教え、その2」
甲斐慎一郎
ローマ人への手紙、12章2節
「賢くない人のようにではなく、賢い人のように歩んでいるかど
うか、よくよく注意し、機会を十分に生かして用いなさい。悪い時
代だからです。ですから、愚かにならないで、主のみこころは何で
あるかを、よく悟りなさい」(エペソ5章15~17節)。
一、スマート(smart)の意味
「スマート(smart)」という言葉があります。これは「賢い、頭
が切れる、洒脱(しゃだつ)、粋、高知能」という意味です。
二、洒脱(しゃだつ)の意味
国語辞典には、次のように記されています。
1.岩波書店、広辞苑
俗気を脱して、さっぱりしていること。
俗気(ぞっき)--いやしそうな気味、俗人の気風、俗臭。
2.明治書院、国語辞典
(酒は、さっぱりする意)俗気がなく、さっぱりしている様子、垢
抜けていて、嫌味がない様子。
3.三省堂、新明解国語辞典
何気なく振る舞う言動や軽いタッチの文章、書画の中に人を引き
付ける脱俗の風格が感じ取られる様子。
4.旺文社、詳解国語辞典
世俗的なことにとらわれず、さっぱりとして、あかぬけているこ
と。
三、知恵の霊的な教え
神への信仰を持たない世の中でさえ、「賢くて、知恵のある人」
は、俗気を脱したり、俗気がなかったり、脱俗であったり、世俗的
なことにとらわれたりしない人です。まして神への信仰を持ってい
るキリスト者が「世俗的」「世的」であってはならないのは、当然
ではないでしょうか。
使徒ヨハネは、「世をも、世にあるものをも、愛してはなりませ
ん。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛す
る愛はありません。すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の
欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世
から出たものです。世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこ
ころを行う者は、いつまでもながらえます」(第一ヨハネ3章15、
16節)と記しています。
主の兄弟ヤコブは、「あなたがたのうちで、知恵のある賢い人は
だれでしょう」(ヤコブ3章13節)と私たちに問いかけ、二種類の
知恵について教えています。すなわち「苦いねたみと敵対心があ」
り、その結果、「秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行いがある」「地
と肉と悪霊に属する知恵」と、「第一に純真であり、次に平和、寛
容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきが
なく、見せかけのない」「上からの知恵」です(同3章14~17節)。
またヤコブは「貞操のない人たち。世を愛することは神に敵する
ことであることがわからないのですか。世の友となりたいと思った
ら、その人は自分を神の敵としているのです」と述べています(ヤ
コブ4章4節)。
使徒パウロは「この世と調子を合わせてはいけません」(ローマ
12章2節)--これこそ世俗的な知恵、すなわち「地と肉と悪霊
に属する知恵」であり、これを否定し--「神のみこころは何か、
すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかを
わきまえ知る」(ローマ12章2節)--これこそ「上からの知恵」
また「神の知恵」であり--この知恵を得るために「心の一新によ
って自分を変えなさい」と勧めているのです(ローマ12章2節)。
次回は9月25日(水)「神が与えてくださる知恵」です。
甲斐慎一郎の著書 説教集