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「人類の新しい始祖であるキリスト」 2014年4月17日
インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2013年5月28日放映
「 父と子の交わり
」
「人類の新しい始祖であるキリスト」
甲斐慎一郎
ローマ人への手紙、5章12~21節
商品の説明に「植物由来」とか「果実由来」と書かれています。
1月14日付の朝日新聞の「親子鑑定」という記事に「父由来の遺
伝子」「母由来の遺伝子」という言葉が記されていました。「由来」
は、「今にまで引き継がれたもの」という意味です。
聖書が教えるキリストの十字架の贖いによる罪からの救いは、私
たちの始祖が古い人類の始祖であるアダムから新しい人類の始祖で
あるキリストに変わることによって与えられると教えています。
一、アダムの堕罪と死の支配
パウロは、アダムの堕罪によって生じた罪とその結果である死が、
時空を超越して全人類に及んでいるという厳粛な事実を述べていま
す(12節)。 赤線の三角形
は、そのことを教えています。
ヒトゲノム計画は、全世界の人々のDNAを調べ、ヒトゲノム
(人の遺伝情報全体)のすべての配列を完成させました。ベンター
博士と国立衛生研究所の科学者たちは、満場一致で「人種は、ただ
一つしかない」と宣言しました。換言すれば、すべての人はアダム
の「腰の中にいた」(ヘブル7章10節)、すなわち彼の支配下にあ
ったことが21世紀の科学で証明されたのです。
二、キリストの贖罪といのちの支配
青線の三角形
は、人類の新しい始祖であるキリストを頂点とし、
そのキリストの贖罪によって世界にいのちが与えられ、そのいのち
があらゆる人を支配して、代々にわたる全人類という底辺に及んだ
ことを表しています。
DNA(遺伝情報)は、いのちの設計図(情報)、また生きてい
るいのちであり、新しいいのちを形造り(複製し)ます。パウロは
「私のうちに啓示(神の情報)」されるキリスト (ガラテヤ1章12、
16節)
と「私のうちに生きておられる」キリスト (同2章20節)
と
私の「うちに......形造られる 」キリスト (同4章19節)
について述
べています。
聖書は「血肉のからだがあるのですから、御霊のからだもあるの
です。聖書に『最初の人アダムは生きた者となった』と書いてあり
ますが、最後のアダム(キリスト)は、生かす御霊となりました。
......第一の人(アダム)は地から出て、土で造られた者ですが、第
二の人(キリスト)は天から出た者です」と教えています(第一コ
リント15章44~49節)。
これをDNAという言葉を用いて言い表すなら、次のように言う
ことができます。
アダムには肉(肉体、人間性、罪の原理)のDNAがあり、全人
類は死の支配下にありますが、キリストには霊(御霊)のDNAが
あり、キリストの贖いを信じるすべての人は、いのちの支配下にあ
るのです。「アダムはきたるべき方(キリスト)のひな型」(14節)
であるように、「アダムの肉(肉体、人間性、罪の原理)のDNA
は、キリストの霊(御霊)のDNAのひな型」です。
三、死の支配からいのちの支配への移行
人は、父由来の遺伝子と母由来の遺伝子を持って生まれ、人類の
始祖にまでさかのぼれば、アダム由来の遺伝子を持って生まれるの
で、アダムの堕罪による罪を引き継ぎ、罪から解放されることはで
きません。しかしキリストの十字架による贖いを信じるなら、キリ
スト由来の御霊の遺伝子を引き継ぎ、罪から解放されることができ
るのです。
次は2014年4月24日「三つのさばき」です。
甲斐慎一郎の著書 → 説教集