東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2018.03.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「神の謙遜と人の謙遜」    2018年3月25日

インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒関東⇒
東京B)の番組に当教会の牧師が出演しました。
2016年7月7日放映「 神への信仰と感情 」 

「神の謙遜と人の謙遜」
           甲斐慎一郎
             ピリピ人への手紙、2章1~11節

  「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互
いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」(3節)。      
「キリストは……人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、
死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました」 (6~8節)。
  この前半の3節には人の謙遜について、後半の6~8節にはキリ
ストの謙卑、すなわち神の謙遜について記されています。

一、人の謙遜について

  人の謙遜について聖書は次のような三段階の謙遜を教えています。
第一段階は、身を低くする謙遜です。 とかく人の世は、「出る杭
は打たれる」ところです。それで人々に受け入れられるためには、
「能ある鷹は爪を隠す」という謙遜なふるまいが必要になってきま
す。これは、 自らの偉大さを自覚している謙遜です。
第二段階は、心の謙遜です。 これは、「自分がみじめで、哀れで、
貧しくて、盲目で、裸の者であること」を認め(黙示録3章17節)、
神の前に無一物で、何の良い物も持ち合わせていないことを意識す
ることです。これは、 自らの無力さを自覚している謙遜です。
第三段階は、霊の謙遜です。 これは神の前に返済不能な罪という
負債を背負った債務者であることを認め(マタイ一八章24、25節)、
救い主の必要を意識することです。これは、 自らの罪深さを自覚し
ている謙遜で、 「心(原語は霊)の貧しい者」です(同五章3節)。 

二、神の謙遜について

  神の謙遜について聖書は次のような三段階の謙遜を教えています。
第一段階は、人となられた謙遜です。 キリストは、「神の御姿で
ある方なのに……人間と同じようになられました」 (6、7節)と
は、何と驚くべきことでしょうか。
第二段階は、仕える者となられた謙遜です。 さらに驚くべきこと
は、キリストは、人に「仕えられるためではなく」(マルコ10章
45節)、かえって 「ご自分を無にして、仕える者の姿をと」られた
ことです (7節)。
第三段階は、罪を贖う者となられた謙遜です。 最も驚くべきこと
は、罪の奴隷である私たちを救うために、 「自分から十字架の上で、
私たちの罪をその身に負」い(第一ペテロ2章24節)罪を贖う者と
なられたことです。

三、救いの道について

  冒頭の図は、これらのことをまとめたものです。この「V」の図
において両者が接しているのは最下点のみです。 キリストは、罪の
奴隷となっている私たちを救うために私たちの罪をその身に負い、
罪を贖うところまで降りてくださったのであり、私たちも罪を贖っ
てくださるキリストのところまで降りて行くなら、贖いの代価とし
てのキリストのいのちを受け、罪から救われることができます。

四、神の勝利と人の勝利について

 神の謙遜については「この『上られた』ということばは、彼がま
ず地の低い所に下られた、ということでなくて、何でしょう。この
下られた方自身が、すべてのものを満たすために、もろもろの天よ
りも高く上げられた方なのです」と教えています(エペソ4章9、
10節)。 キリストは、神の御姿である方なのに、人の姿という低い
所に下られ、仕える者の姿というさらに低い所に下られ、罪を贖う
者という最も低い所に下られたのです。そして贖いを信じる人に神
のいのちを与えると、復活という高い所に上られ、顕現というさら
に高い所に上られ、昇天という最も高い所に上られました。 これが
神の勝利の「V」です。

 人の謙遜については、 まず高慢な人が身を低くする人にまで下り、
次に心の謙遜な人にまで下り、さらに霊の謙遜な人にまで下り、そ
こにおいて贖いの代価としての神のいのちを受けるなら、まず新し
く生まれるという高い所に上り、次に罪をきよめられるというさら
に高い所に上り、次に来る世において栄光のからだに変えられると
いう最も高い所に上ります。 これが人の勝利の「V」です。
甲斐慎一郎の著書 → 説教集






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Last updated  2018.03.24 17:26:05コメント(0) | コメントを書く


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